湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

7/7 茅ケ崎・障碍者防災訓練の臨場感のなさの問題点/茅ケ崎市職員の被災地支援報告会に参加し

2018-07-08 05:45:17 | 地震津波災害ボランティア
2018/07/07 記
--------------
入院前、最後の企画参加の一日。朝から障碍者の防災避難訓練。自立支援協の企画に行政・社協が乗った形とか。参加者65名。

震災がらみの火災避難。車椅子利用者と介助者が、如何に
安全確保し避難するか。斜面と段差のある床を使った
介助者の車椅子操作体験、障害物の有るスロープ移動体験。複数名による車椅子抱えの段差移動体験。煙の中の移動体験、障碍者当人による消火器操作体験。

初めて車椅子介助を体験したり、消火器操作体験したりと当人には新鮮味があったようにみえるが、どうも臨場感に欠ける。車椅子から消火するという場面。あるだろうか。従来の防災訓練の焼き直し車椅子版に見えてならない。これは消防・防災行政関係者が障碍者に疎い証左ではないか。

ある個人の避難ケースと評価議論のような形の方が、よっぽど見えるものがあるのではないか。糸口からバリエーションを考えて行く。必要なものは何かを洗い出す。単なるスキル習得を目指して善しとするのは、困難が立ち現れやすい障碍者だからこそ、生き抜く知恵は実践的でなくてはならない。

FBの関係者対話に「発災時、車椅子介助避難中、身動きが取れなくなったらどうしますか」個人だと、救援を求めてその場を離れられないでしょう。どうしますか。そういうことです。

今後、発達障碍や精神障碍の場合も考えて行くといったとき、何をするんでしょう。さっぱりわからなかった。場面も現場素材も明快にして、協働の中身を明快にしていかないと。さらには医療ケアが必要な当事者と家族が参加していないのは、出られないこともあったし、むしろ支援者が問いかけていかないと、議論すら始まらない気がします。懇話会次回企画の難しさそのものです。

----------

午後は、「被災地支援活動報告会」に参加した。茅ケ崎市行政職員が被災地支援に入る。その活動の報告。

講演:陸前高田市職員が語る 復興に向けた新しいまちづくり」
   岩手県陸前高田市復興局長兼市街地整備課長・熊谷正文氏

市職員による支援:
   陸前高田市(建設部道路建設課土木職)
   同    (企画部秘書広報課事務職)
   宮城県本吉郡南三陸町
        (こども育成部子育て支援課事務職)
   福島県広野町(総務部市民課事務職)

まず陸前高田市のかさ上げ市街地造成と道路整備を熊田氏は語ったが、復興の難しさも語っていた。ひとを呼び寄せる求心力が見いだせない苦悩だった。特産物開発・観光開発等々。これは確かな印象だと思う。

次に職員の報告は、地勢や被災状況の説明はあるが、自分はなにを支援しその体験はいかなるものであったかは、全員語っていなかった。また、そこに住む生活者の視点、特に子どもの生育環境については、誰も関心をもっていなかった。無残。

-----------

包帯がとれてしまい、湘南中央病院の救急外来に行ってまき直しを頼んだ。待たされそのとき千葉東方沖地震が起きた。しかし、救急以来の電話が入っていた風の緊迫した状態はなく、静かだった。

しかし包帯まき直し代、5千円を置いていくようにという受け付けんはあきれた。何を考えているのだろう。千円置いてきた。

母は今回は静かにしていてくれた。鎮痛剤が切れて疼く。

夜間傾聴:開店休業

(校正1回目済み)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする