湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

4/10 わーくNo.53 発刊/金曜災害ミニカフェと「早大&NHKアンケート」紹介/寝不足なり

2015-04-11 05:09:15 | 地震津波災害ボランティア

2015/04/10 記
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**さんの娘さんは、父の死を知らなかった。父に唯一、年賀状をくださった方だ。数年前、字体が女字に代わっていたのを最期に年賀状が途絶えていた。

「存じ上げす失礼しました。ご位牌でお別れさせていただけますか。」と言われて困った。父の宗教は仏壇がない。先祖の位牌もまるごと父に燃やされてしまった。だから我が家には手を合わせる場所がないのだが、これをどう説明したら良いのかわからない。

一度、娘さんとふたりで、父が入所していた老健を訪ねてくれた。それを思い出し、昔話を切り出すことで、話をそらせてしまった。しかし**さんは、その場の異様さすら気がつかず、太平洋戦争終結時、南方から戻ったときが、偶然父と一緒だったのだと、ひとり滔々と語り続けていた。

母が主に応対していたが、私は全身が痺れるような疲労感が、押さえ込もうとしても首筋から湧き上がってくる。母に目配せして、客から見えぬテーブルに伏せた。電話は遮断できても、訪問者は遮断できない。

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朝から前日の後遺症か、「わーくNo.53」β版を作ったが、校正が全く進まなかった。わかったことは、私の目は、縦書きが苦手になったということだ。横書きは文字にピントが合えば、眼球だけでなく首振りを合わせることで、1行は読める。ところがレンズ式拡大鏡では、縦書きは水平面も垂直面も、1行を保証してくれない。途中でピントがずれてしまうのだ。(レンズと被写体が平行ではないからだ。

今月、カメラ式の拡大機を買うことにした。じりじりと土俵際まで読書が追い込まれてきたのを感じている。このブログを書き込む際のフォントはMSPゴチの14ポを使っている。

手書き文字にも発見があった。文字の手書き中、文字は常に目視によってフィードバック補正がかけられている。書いている最中、誰かが瞬時、紙で視界を遮ると、手を動かし続けているかぎり、いびつな文字が現れる。それだけではない。脳裏に一時おいている、次の文字を間違えて書いてしまう。私の場合は、行が見えなくなった場合、今打ち込んでいる単語の次の文字を必ず先に打ち違える。

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話は前後するが、今日橋本の訪問指導中、**君の叔母さんから電話が入った。あす日本を発つので、**のことをよろしくというのだ。相続の話は時間が稼げたのだった。民生委員の++さんに、早速連絡を入れた。

なんとか金曜災害ミニ・カフェまでに、「わーくNo.53」を発刊できた。サポセン回りにしか配布できなかったが、残りは月曜日から配布できる。

今夜の番組は「NHKスペシャル・震災4年 被災者1万人の声」と、「ハートネットTV・被災地の福祉はいま(1)仮設から復興住宅へ・石巻」の2本。前者は夏木マリのナレーションが重すぎていけない。早稲田とNHKの共同アンケート。論点が更新されていて、懇談するには非常に適している。難は支援者向きだということだ。(詳細は後日)

夜間傾聴:**君

(校正1回目済み)

 

コメント
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