2012/12/29 記
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相模原の塾の方で、来年早々、小学生に震災津波関連の話をすることになった。気仙沼から1家族が避難していたから、ひととおりの経験談は聞いているので、福島の原発被爆避難を塾長が、私は陸前高田の震災津波の街の様子と、人間社会の家畜・愛玩動物の保護の話をすることにした。実のことをいうと気仙沼か陸前高田の被災地サイクリングを呼び集めているので、夏休みに出かけようという誘いを昨年もかけたが、危険だからダメと親御さんに反対されて、今年は2回目になる。入試の時期を実は、はずして欲しいのだが。
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(つづきから)
藤沢に元看護師さんたちの有償災害ボランティアの「キャンナス」がある。菅原さんという方が代表で、元看護師の方々を被災地に派遣し、被災者への看護活動を行っている活動がある。今、仕事と仮説生活の高ストレス生活下、特に高齢者の「命と健康」を維持していく時期だという認識がある。いつかお邪魔しようと思っているのだが、基本は有資格者による専門職の活動なので、接点の取り方が難しいが、状況認識は一致しているように思う。1月に入ったら、本部にお邪魔しようと思っている。
先日の永井氏の講演のセミナーの際、大きな枠組みとして提案し残したのは、災害対策支援を時系列に沿って、場面設定して議論していくという方法を根付かせたかった。
実のところ、永井氏の保健師さんの被災時活動の連携話は、ほとんどできなかった。ここには、被災直下、災害看護を行う医療スタッフと消防署の救命士さん、そして薬剤師さんが走り回るが、保健師さんはどこで、どう関係をもって活動をしているかを、浮かび上がらせたかった。そして被災しつつ動き出す地元災害ボランティアがその時点で、登場するのは、保健師さんと防災リーダーさんたちとの合流が出てくる。
向かう避難所での活動だろう。その接点をもう少し焦点化しておきたかった。とにかく今回は「向こう三軒両隣論」「津波より震災」「津波2.5m」という昔からの防災活動の提案をめぐる論議と「要援護者」の「障がい者の立場」の中でも、障がいの違いによって、防災活動は様々で、それを高齢者や妊産婦と乳幼児と母子や外国人となると、接点を持つ意味が見えないという論議(実は『場面の中で考える』という方法が必要)が提案されて終わって行った。その先の議論になったとき、16時というタイムリミットが来てしまったということだ。
「向こう三軒両隣り論」は、外出時と都市型防災との齟齬があること、「浸水域2,5m」は、震災想定が異なると最大7.5mほどの幅があること、「要援護者」に論を合わせたのは、大規模災害の混乱のなかで有効な防災議論は「場面の中で考える」という枠組みが非常に大切であること。これを後日どこで論じるかということだ。黒田さんの2月講演では、防災看護の立場から、阪神淡路大震災(都市型?)と、東日本大震災(ローカル型)の被災と対策の差を踏まえ、いわゆる善意余暇の環境整備と元気づけ型支援が引いた地元孤立期の要援護者焦点の生活再建の活動が、手を打つ段取りを提案してもらうために、議論が少し異なっているからだ。
とにかくレポートをもって、再巡回にはいる。生活支援活動を育てること。(一応、終了)
cf. 「『津波 小田原は2分後 県予測 関東大震災型なら』
2012/03/28(朝日湘南版)」(茅ヶ崎:7.95m)
●「たった1mの津波で・・・」
●「津波(Wikipedia)」
夜間傾聴:ひとり
p.s. 冬期講習前期は12/30で終わります。1月は4日から。
(校正1回目済み)
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相模原の塾の方で、来年早々、小学生に震災津波関連の話をすることになった。気仙沼から1家族が避難していたから、ひととおりの経験談は聞いているので、福島の原発被爆避難を塾長が、私は陸前高田の震災津波の街の様子と、人間社会の家畜・愛玩動物の保護の話をすることにした。実のことをいうと気仙沼か陸前高田の被災地サイクリングを呼び集めているので、夏休みに出かけようという誘いを昨年もかけたが、危険だからダメと親御さんに反対されて、今年は2回目になる。入試の時期を実は、はずして欲しいのだが。
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(つづきから)
藤沢に元看護師さんたちの有償災害ボランティアの「キャンナス」がある。菅原さんという方が代表で、元看護師の方々を被災地に派遣し、被災者への看護活動を行っている活動がある。今、仕事と仮説生活の高ストレス生活下、特に高齢者の「命と健康」を維持していく時期だという認識がある。いつかお邪魔しようと思っているのだが、基本は有資格者による専門職の活動なので、接点の取り方が難しいが、状況認識は一致しているように思う。1月に入ったら、本部にお邪魔しようと思っている。
先日の永井氏の講演のセミナーの際、大きな枠組みとして提案し残したのは、災害対策支援を時系列に沿って、場面設定して議論していくという方法を根付かせたかった。
実のところ、永井氏の保健師さんの被災時活動の連携話は、ほとんどできなかった。ここには、被災直下、災害看護を行う医療スタッフと消防署の救命士さん、そして薬剤師さんが走り回るが、保健師さんはどこで、どう関係をもって活動をしているかを、浮かび上がらせたかった。そして被災しつつ動き出す地元災害ボランティアがその時点で、登場するのは、保健師さんと防災リーダーさんたちとの合流が出てくる。
向かう避難所での活動だろう。その接点をもう少し焦点化しておきたかった。とにかく今回は「向こう三軒両隣論」「津波より震災」「津波2.5m」という昔からの防災活動の提案をめぐる論議と「要援護者」の「障がい者の立場」の中でも、障がいの違いによって、防災活動は様々で、それを高齢者や妊産婦と乳幼児と母子や外国人となると、接点を持つ意味が見えないという論議(実は『場面の中で考える』という方法が必要)が提案されて終わって行った。その先の議論になったとき、16時というタイムリミットが来てしまったということだ。
「向こう三軒両隣り論」は、外出時と都市型防災との齟齬があること、「浸水域2,5m」は、震災想定が異なると最大7.5mほどの幅があること、「要援護者」に論を合わせたのは、大規模災害の混乱のなかで有効な防災議論は「場面の中で考える」という枠組みが非常に大切であること。これを後日どこで論じるかということだ。黒田さんの2月講演では、防災看護の立場から、阪神淡路大震災(都市型?)と、東日本大震災(ローカル型)の被災と対策の差を踏まえ、いわゆる善意余暇の環境整備と元気づけ型支援が引いた地元孤立期の要援護者焦点の生活再建の活動が、手を打つ段取りを提案してもらうために、議論が少し異なっているからだ。
とにかくレポートをもって、再巡回にはいる。生活支援活動を育てること。(一応、終了)
cf. 「『津波 小田原は2分後 県予測 関東大震災型なら』
2012/03/28(朝日湘南版)」(茅ヶ崎:7.95m)
●「たった1mの津波で・・・」
●「津波(Wikipedia)」
夜間傾聴:ひとり
p.s. 冬期講習前期は12/30で終わります。1月は4日から。
(校正1回目済み)