湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

12/06 災害対策活動は空転覚悟ですすめという経験則が当てはまるとは

2012-12-07 05:49:14 | 引きこもり
2012/12/06 記
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父の老健に連絡を取る。父に会うたびに心に黒い堆積物が積もっていく。話題が息詰まる。その中で父抜きの同窓会写真が昨日届いたと語ったところ、写真が見たいと言い出した。月末まで、昼間老健に行くことができない。だから写真を老健に郵送するので、仲介をお願いしたのだ。ただそのまま父に渡せば、写真を見ずに床に落としてしまうだろう。その意志のつなぎをお願いしたのだ。ひとは老いる。しかしそこには、様々な過去の余韻を引きずっている。父にいい思い出はない。ひとを傷つける言葉を行使し、だから動けなくなったとはいえ、責任がなくなったとはいえ、笑顔で機嫌を取り持つ気には、なれないのだ。だから寿司を差し入れても、夢中になって食べている父の食事が終わるまで、話をする気になれないのだ。しかし復讐する気にも、またなれないのだ。

母がお歳暮の品選びを言い出し、相模大野校の帰りに藤沢で合流することに。実は私には、連続セミナーの紹介巡回をできる限りまわりたかった。仕事上の付き合いの範囲だけなので、定型化しやすかった。任せてくれればと思いつつ、母を待った。家に電話すると母が電話に出た。長電話をしていたらしい。「今日はもうやめ、あすにしよう」と母に伝え、予定より少なくなってしまったものの、とにかく18時の「湘南子どもネットワーク」の主催の講演会には間に合わせたかった。

慶寿会の包括支援センターから、松林ケアセンターに行くといいと言われていたこともあって、アポを取っておいたのだった。しかし不便なところにある。茅ヶ崎からは高山車庫行で「松林」下車。徒歩10数分、バイパスの高架のそばにある。辻堂からは高架下の「松林ケアセンター前」で降りる。それぞれ、路線バス一時間に2本しかない。

約束の時刻にはぎりぎりで間に合ったものの、先方担当者は外出していた。無念だが、資料を置いてきた。ここから東小和田まで歩いた。「ケアセンター・光と風」に立ち寄ってきた。息切れ。**さんに笑われた。

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コインロッカーからチラシの入った箱を取り出し、市役所分庁舎コミュニティホールに入った。近藤裕美氏の「ことばで気になる子どもに幼児期で必要な支援について」という主に口腔の脳神経医学系の講演だった。画像の多くは作業療法士さんのテキストからの引用だという。

つまみ食いをしていたので、大きななところでは新味はなかったものの、構文障がい・発音障がいを筋肉の動きから説明していった。発達の課題としてそれをみると、子の生活の日常動作が発達には欠かすことができないという「階層構造」が見えてくる。

会場はいつもと違い空席が目立った。年末は皆忙しい。保育士さんたちの集まりなので、災害時要援護者という危機感は弱い。60部持ち込んだチラシは4部減っただけだった。

街頭配布式のチラシを丸める方式は、講演会ではマイナスに働いた。まとめて討論資料と一緒に渡す方式の方が、持ち帰ってもらえる。しかし逆に、自分がチラシを持っていくという意志を見ることができる。災害への危機感は、こんなものだ。平常性バイアスがかかる以前の状態だ。

あすは糖尿病の検査に行く。また午前中だ。


夜間傾聴>なし

(校正1回目済み)
コメント
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