まずはご挨拶
------- ここから -------
はじめまして
私は自閉症スペクトラムや、神経症を抱える引きこもり青少年の社会復帰を行っています。社会復帰にもうひと息という若者の関わりのひとつとして、災害ボランティアへの参加を行っています。主に岩手県気仙地方(大船渡市・陸前高田市・住田町)の生活支援をしています。
その「災害ボランティア」の活動も2年目に入り、活動も様変わりしています。特に生活支援活動の重要性が増しています。一方、東日本大震災に触発されて、南海トラフ地震や首都直下型の地震が高率で発生の可能性が指摘されたことにより、地域防災が東日本大震災被災者支援の代わりの課題のように取り上げられています。
12/7 17:18 震度5弱のアウターライズ型地震といわれた三陸沖地震(のちに複合型と訂正された)は、震災津波が過去のものとする風化傾向に、冷水を掛ける継続した課題であるという警告となりました。
私たち災害ボランティアは悩みました。それは準備してくれる「入れ物に乗るような形の支援」は限界であり、東日本大震災で体験した課題は、火災・台風災害をモデルにした避難訓練だけではとても収まらない質のものでした。
それは今までにはない「避難の課題」であり、災害時要援護者には過酷な避難所生活へのシステマチックな、専門職と支援者、被災者自身の連携した関わりであり、長期戦に耐えうる横断型生活支援ネットワークの課題を、それぞれの方々の参加の程度を受け止める柔らかな、しかも的確な活動モデルを作る「生活支援の課題」課題でした。
象徴的に言えば、災害に迷える子羊・専門職の指示待ちの大衆を前提にした活動から、やれることの多様性を裾野に持つ自主活動促進の防災と東北被災者の継続支援を描き直す活動の重要さです。
量も質も従来の天災とは比較にならない大型災害に、まずは経験者・災害弱者となる当事者・要援護者を抱える専門職・関連行政・災害ボランティアの経験交流・意見交換の場を作り、課題を持ち帰っていただく、緩やかな出会いを意識した勉強会を作りましょう。もしかしたら二重化していた支援や、相互協力の糸口を生み出すかもしれません。
災害時要援護者の支援から、対話をスタートさせていきましょう。毎回具体的な場面を抱えるゲストを呼び、対話を蓄積しましょう。課題をお持ち帰りください。
まずは全3回のシリーズを組みました。2013年度も、予算の許す限り、年数回以上の会合を企画したいと思います。運営委員会(実行委)を作りましょう。
まずは、3回のシリーズをお届けします。ぜひ参加をご検討ください。
(2012/12/14 呼びかけ:「わーく」編集部 代表 飛田)
------- ここまで ---------
このあとに
●「(第一回)東日本大震災の経験から 援助が必要な方の避難所生活を考える」(12/26 県茅ヶ崎保健福祉事務所健康予防課課長・永井雅子氏 講演と経験交流)
●「仮設生活と地域福祉医療~被災者の孤立を防ぐために~ 生活再建期の東北被災者支援と湘南の防災」(全3回ガイド)
が付きます。
以上
夜間傾聴:ふたり
(校正1回目済み)
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はじめまして
私は自閉症スペクトラムや、神経症を抱える引きこもり青少年の社会復帰を行っています。社会復帰にもうひと息という若者の関わりのひとつとして、災害ボランティアへの参加を行っています。主に岩手県気仙地方(大船渡市・陸前高田市・住田町)の生活支援をしています。
その「災害ボランティア」の活動も2年目に入り、活動も様変わりしています。特に生活支援活動の重要性が増しています。一方、東日本大震災に触発されて、南海トラフ地震や首都直下型の地震が高率で発生の可能性が指摘されたことにより、地域防災が東日本大震災被災者支援の代わりの課題のように取り上げられています。
12/7 17:18 震度5弱のアウターライズ型地震といわれた三陸沖地震(のちに複合型と訂正された)は、震災津波が過去のものとする風化傾向に、冷水を掛ける継続した課題であるという警告となりました。
私たち災害ボランティアは悩みました。それは準備してくれる「入れ物に乗るような形の支援」は限界であり、東日本大震災で体験した課題は、火災・台風災害をモデルにした避難訓練だけではとても収まらない質のものでした。
それは今までにはない「避難の課題」であり、災害時要援護者には過酷な避難所生活へのシステマチックな、専門職と支援者、被災者自身の連携した関わりであり、長期戦に耐えうる横断型生活支援ネットワークの課題を、それぞれの方々の参加の程度を受け止める柔らかな、しかも的確な活動モデルを作る「生活支援の課題」課題でした。
象徴的に言えば、災害に迷える子羊・専門職の指示待ちの大衆を前提にした活動から、やれることの多様性を裾野に持つ自主活動促進の防災と東北被災者の継続支援を描き直す活動の重要さです。
量も質も従来の天災とは比較にならない大型災害に、まずは経験者・災害弱者となる当事者・要援護者を抱える専門職・関連行政・災害ボランティアの経験交流・意見交換の場を作り、課題を持ち帰っていただく、緩やかな出会いを意識した勉強会を作りましょう。もしかしたら二重化していた支援や、相互協力の糸口を生み出すかもしれません。
災害時要援護者の支援から、対話をスタートさせていきましょう。毎回具体的な場面を抱えるゲストを呼び、対話を蓄積しましょう。課題をお持ち帰りください。
まずは全3回のシリーズを組みました。2013年度も、予算の許す限り、年数回以上の会合を企画したいと思います。運営委員会(実行委)を作りましょう。
まずは、3回のシリーズをお届けします。ぜひ参加をご検討ください。
(2012/12/14 呼びかけ:「わーく」編集部 代表 飛田)
------- ここまで ---------
このあとに
●「(第一回)東日本大震災の経験から 援助が必要な方の避難所生活を考える」(12/26 県茅ヶ崎保健福祉事務所健康予防課課長・永井雅子氏 講演と経験交流)
●「仮設生活と地域福祉医療~被災者の孤立を防ぐために~ 生活再建期の東北被災者支援と湘南の防災」(全3回ガイド)
が付きます。
以上
夜間傾聴:ふたり
(校正1回目済み)