日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

妖怪キュウリ

2012年08月01日 | 生活・ニュース
           

 真夏日が連続する中で8月に入った。少しは涼しい話はないかとも見回すが「涼しいもの、それは我が輩のサイフ」と笑わせて貰ったくらいで収穫はなし。油蝉に熊蝉の声がこれでもかと降り注ぐ。そんな中でも7日は立秋。日中は30度を越す暑さであっても朝夕はなんとなく涼を感じる、そんな変化が暦どおりあらわれるのだろうか。

 私を食べそんな暑さにて耐えて、とプランターのミニトマトがここ3年のなかで最高の出来高のようだ。ビタミン豊富で浄血作用などその効能は体の隅々にまで及ぶという。夏バテなどで食欲が落ちたときにもトマトの甘酸っぱさが食欲を増す、夏の健康管理には欠かせない食品、そんな宣伝もある。

 「暑さ対策として体温を下げる野菜です」とTVの料理番組で聞く。そこにはキュウリにトマト、ナスやレタスといった聞きなれた野菜が並ぶ。小松菜やピーマンなども続く。旬で美味しく安くて体温を下げる、節電と不況のなかでの年金生活者の台所を直撃しないこうした野菜を味わっている。

 そんな野菜にも異端児はいるようだ。頂いたキュウリ、数えれば1本だろうがその姿からは2本でもおかしくない。2本のそれを接着剤でくっつけたとは違う。2個の黄身を持った卵のように同じ外皮につつまれている。この妖怪キュウリその姿は怪しそうにも悩ましそうにも見える。暑いから少し驚かせてやろうと変身したのだろう。これを食するとより妖怪の力で体温がより下がるやも知れぬ。さて、いつ口に入るだろうか。
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