お誘いのメール

　コンビニや金融機関の窓口で特殊詐欺被害を未然に防いだ、として警察から感謝状を贈られるニュースがよくある。一方で、多額の金銭を失う人も多い。特殊詐欺に掛からない方法は公報されているがなくならない。パソコンを教える人がサポート詐欺にあった。返信は急がないことだ。

　このところ集中的に狙われているのか、と疑うほどお誘いのメールが入る。最近、初めてのメールでの誘いは「国際郵便があなた宛てに届いているが、宛先と電話番号に誤りがあり配達できない。下記まで連絡を」。こんな疑問だらけのメールに返信などしない。

　ある大手銀行名で出金規制と入金規制をしました、規制解除は下記へ。これは定期的かと思うほど送って来る。この銀行を利用しやことは１度もない。こんな新手も来た。「最近貴社の高いビジネスプロフィールを知り、貴社の専門知識と成功に興味をそそられたため、貴社への １０年間の投資資金の受取人として貴社を任命したいと考えています」。

　年金生活で投資資金を受けることはない。留守で荷物を持ち帰り再送の連絡を下記へもよくある手。通販会社から口座が間違っている、これも複数の大手通販を名乗ってよく入って来る。東京局番や０５０の電話がかかる。用件を録音、になったら切れる。在京の中古品買い取り業者だ。関東から本州の西端まで買いに来るの、聞いてみたいが掛けない。

　（今日の５７５）　詐欺電の知恵善行に使ってよ