日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

定期購読50年超え

2024年08月10日 | 生活・ニュース

 この月刊誌を購読し始めたのは立花隆氏の「田中角栄研究」が掲載される少し前からだった。記録を見ると角栄研究の掲載は1974年11月号とあるか50年になる。当時の記録を見ると「あの記事に書いてあることは自分たちは以前からとっくに知っていた」というのが大手メディア政治部記者たちとある。本当に知っていたのか、知っていて報道しなかったのなら何故か説明がいる。

 その月刊誌は今日が原則発売日、朝刊に広告が載る。コロナ禍ではローカルの悲しさ3日くらい遅れで店頭に並んだが、今は元に戻っている。価格も半世紀たてば上がる。これだけの内容で千円もしないとはと長いこと思っていたが、次第に値上がり今月は特集もあり税込み1580円、しっかりと重い。

 住んでいる地域の商店街に2軒の本屋があった。本屋に行くのが好きで、この雑誌の発売日ころには必ず足を運んだ。通い始めてしばらくしておかみさんから「配達しますよ」と声を掛けられたが、本屋が好きなので断った。時世の流れでずいぶん前に2軒の本屋は閉店、本屋の無い地域になった。

 定期購読は50年以上になる。最近は妻も発売日を待っている。毎月、横に長い目次をまず開きどれから読もうかなと眺める。と言ってもパターンは決まっている。最後の「三人の卓子」は読者の多様な意見が、記事とは違って面白く欠かさず読む。また、記事も広告も写真の美しさが目を引く。読んだ記事が頭に残ってくれると嬉しいのだが、それは次第に薄くなっている。でも、読むのは面白い。

 (今日の575)  重い記事避けたいけれど面白い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする