
第二次世界大戦は、昭和20年8月14日岩国駅一帯のB29による猛爆撃で実質的に終結した。第1波の攻撃は午前11時5分で第3波まで続き、11時45分終わった。投下された爆弾は500ポンド弾で1446個。あたかも夕立の如くであり、地上に直径15㍍ほどの大穴がハチの巣のようにあいた。
これは「岩国今昔」に掲載の記事。そのほかに、B29攻撃機60機、死者517人、負傷者859人、行け不明者30人、全壊家屋543戸、半壊家屋343戸、罹災者5911人、と記事は続く。今日、「岩国駅前戦没者慰霊祭」が行われた。その時間に例年通り我が家で黙祷した。
昭和30年代になっても麻里布地区では爆撃の大穴は散見された。岩国には極東最大級と言われる米軍海兵隊基地があり、報道ではその戦力充実が図られている。米空母艦載機移駐には8割近くの市民が反対したが、国は姑息な策などをちらつかせ移駐を進め基地を今の姿にした。
岸田総理誕生を機に、多少は和に向かう世界へ転換されかと思ったが逆夢だった。その総理は突然、次回総裁選に出馬しないとして今日の昼前に記者会見された。詳細はこれから報道されるだろうが、新総裁は国民があってこその国、ということを認識され、政の視線を決めて欲しい。
(今日の575) 威嚇され威嚇返して戦起き