日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雑草の話し

2024年08月13日 | 生活・ニュース

 野菜作りを楽しむ人が半年ぶりくらいに訪ねてきた。「暑い」で始まる挨拶はやがて畑の様子に変わる。今夏は暑さと雨不足で収穫らしいものは何もなかった、ということで「今日は手ぶら」と日焼けした顔が笑う。しかし、畑周りの雑草は元気が良いと話す。

 農家ではないが米も野菜も作る人のブログ。草刈り機のタンクを3回も4回も燃料給油し、自分ちの畑は勿論、近くの耕作放置地、道端の除草刈りの様子などがアップされている。1度その地を訪れたことがあるが、印象は過疎にちかい集落なので道辺の草刈りは欠かせないらしい。

 私にも畑周りの草刈りは経験がある。畑は南向き斜面にある6段ほどの段々畑、なので畑の広さより法面の広さの方が広く感じる。草刈り機が存在していたように思うが、日曜農家の我が家には無し。草刈りの日は砥石を持って畑に。鎌の切れが悪くなると鎌を研いでから草刈り再開、よくやったと思い出すが、暑さについての記憶は残っていない。

 暑さを苦にせず茂っている雑草のなかに、頂部が倒れ白い葉の裏側を見せているのは、ほかの雑草より30㌢くらい伸びているヨモギ。何カ所も同じ状態になっている。水不足、育ちすぎ、陽に当たりすぎ、そんなことを思いながら通り過ぎる。新芽を摘んでヨモギ餅を撞いていた祖父母の時代を懐かしく思い出しながら。

 (今日の575) ヨモギ餅終わりの臼で撞きあがる
コメント
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