日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

二つの誤解

2016年12月24日 | 生活・ニュース

 ウオーキング中に「たつのこさん」と呼び止めたのは同年輩くらいの男性。誰だろう、誰だったかと思い出そうとするが出ない、戸惑っていると「いつも投稿を読んでおります。発動機の話を読みながら死んだ親父を思い出しました」と話される。発動機の話とは、イベント会場で見た展示発動機のことを投稿し、今月の中頃に掲載されたもの。確かに読んでもらっているが名前がわからない。

 街中で出会った人で投稿を読みました、と感想などを聞かせてもらうことはある。それは老若男女を問わず顔見知りであったり同年輩者、声を掛けてくれた人はその範疇にない。失礼ですが、と名前を伺うと「名のるほどの者ではありませんけえ」と断られた。続いて「立派な文筆家になられましたのう」と言い残しすれ違いになった。話し方は地元の人に間違いないが、数日過ぎた今も思い出せない。

 自分の父親を思い出してもらえたことは良いとして、「立派な文筆家になられました」は大きな二つの誤解と間違いをされている。まず、「文筆家」ではない。そう名のれるのは「作家など、文章を書くことを職業とする人」のことで、趣味と脳の衰え防止に投稿を楽しんでいる者には全く似合わない言葉。二つ目は「立派な」という形容詞。立派とは一つのことに秀でた人を評する言葉遣いと思っている。

 同好会例会で書き方について指摘や注意される一つに「単語や熟語、諺などの意味を誤って用いないように」がある。例えば「流れに棹さす」を「時流にさからう」意に用いる例がある。また褒めたつもりが逆になると大変だ。稚拙なこのブログもそんな心づもりで書いているが「修正した方がいいよ」というメールを時々もらう。声掛けてくれた人に感謝しながら、過ちを繰り返さない自戒の出会いとする。
コメント (2)
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