日々のことを徒然に

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インフルエンザ

2016年12月06日 | 生活・ニュース

 例年より早い流行期に入ったインフルエンザ、ワクチン接種が勧められている。当市では問診票を記入すれば助成があり高齢者は1640円で接種できる。チックリとする痛みは昔と変わらないが、接種していたので軽症で済んだという人の話を聞くとその効果を信じるしかない。医師から「肺炎球菌を接種していたので助かった」という知人もあり、高齢になっての予防接種という軽症化対策は周囲の人に迷惑を掛けないためにも必要のようだ。

 そんなインフルエンザ、人だけでなくウイルスは異なるが鳥の世界にも蔓延、発生した鶏舎だけでなく敷地内全部に及び、何万、何十万羽という鶏が殺処分されるニュースが続く。飛ぶ鳥が運ぶウイルスの侵入対策が困難なことは想像がつく。鶏の需要期を前にした流行に関係者の焦りはひとしおでは無かろう。

 そんな流行病など知らない来年の干支になる酉(ヒヨコ)の置物が店先に並ぶ。型枠で作られた同一形態の品ではあるが、インフルエンザなど予測させいその造りには思わず手がでる。そんなヒヨコにまつわる話を思い出す。戦後の早い時期、今でいうブロイラーの先駆け的企業を初めた人が「商売は成功したけどやがて鶏肉は食べれなくなり手放した」という話、何となくわかるような気がする。

 インフルエンザの予防接種、問診票記入の後で医師の診察と問診がある。マニアル通りかもしれないが、病原菌を体内に入れるわけだから慎重さに越したことはない。「チクリとします。手先はしびれませんか」摂取する看護師は問いかけながら少量のワクチンを射ちおえる。摂取した番号が交付されるので何かの間違いが起きれば対処も早いだろう。「接種の跡をもんではいけません」最後に念押しのひと言、高齢者への行き届いた心遣い、どうか効きますようにと願う。
コメント (2)
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