日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

大霜の畑

2016年12月12日 | 生活・ニュース

 平年に比べ早い大雪の影響が北日本から届く。札幌空港では、欠航などにより移動できなかった乗客が夜を明かしたという。「これが北海道」という見出し、何かと思えば欠航でアイドルグループの公演が中止になったという記事、寒い中で開演を待って人らの残念さが寒気団に通じただろうか。北風が強いと札幌や小樽、ニセコが大雪、西風だと岩見沢市や砂川市など中空地域が大雪、これは北海道ブロガーの記載。札幌雪祭りの雪の心配はなさそうという明るい締めにほっとする。

 北の国の寒さや冷え込みに比べれば桁違いだろうが、県内で冬場の最低気温を何度か記録する家から車で30分ほどの盆地にある農園、車積載の温度計は3度と4度を行ったり来たりする。暖房した車から降りる、年を考えてではあったが「1枚多く着こんで来て正解だった」と安堵する。この冬、吐く息の白さを初体験となった。作物は大霜に見舞われ日ざしにキラキラと輝く。しかし、農園の畔に植えた皇帝ダリアの花は霜にやられていた。

 農園は仲間内で月に1度だけ集い農業体験をする場所。大方は農業素人だが経験豊かな人の指導指示で動く。そうするからこそ収穫の喜びがある。先日は抜いた大根の大きさに、齢を忘れた驚きの声があがる。里芋も小ぶりながらいい形だ。高値が続く白菜も収穫、作業の終わるころ寒さはどこに消え満足な農園日だった。

 最近、農園自前の中古品だが小型耕運機が戦力として加わった。経験豊富な元同僚が収穫後の畑を耕す。見ていると、鍬の何倍もの早さで畑を掘り返す。見ていると面白そうだ。いつか操作してみたい、悪い虫が頭をもたげる。 
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