日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

最近驚くこと

2016年12月09日 | 社会 政治

 最近驚くことが幾つもある。その一つに、昔から行われていたが公開されなかった、知らされなかった、あるいわそんなものだと見下すかあきらめていたことかもしれないが「政務活動費」の使途がある。政務活動費は税金から出される。従来は「政務調査費」と呼んでいたがこれを使いやすく変え、略して「政活費(せいかつひ)」と呼ぶ。そのせかすべてではあるまいが「生活費(せいかつひ)」として使う議員がいる。政と生を大間違いしている。

 キャバクラ利用、結婚祝儀、パソコンの購入、車のレンタル料などなど、議員以外なら自分の懐から支払うべき物を政活費、つまり税金で支払っている事実が連続して明るみになる。関連で大量の議員が辞職し補選のニュースは記憶に新しい。国から地方まで選良といわれるこれらの人の心構えを問い直したい。

 国家公務員に年末手当が前期より増額して支給された、民間企業ではどの程度進んでいるのだろう。知り合いの小企業社長は苦しげな顔でニュースを見ている。冬の賞与・ボーナスの頃になると「餅つき」始まる。この餅つき大会を中止するかが問われている。公開でついた餅は破棄し、あらかじめ準備した餅を配る映像が流れた。各地でそうなりつつあるという。一口で言えば非衛生らしい。昔は心配しなかったのに何が変わったのか。

 さらに除夜の鐘も消えつつあるという。付近住民の「やかましい」が原因で。鳴らす側にも一考の余地があるのかもしれないが、止めさせる意をくみかねる。空軍基地の騒音に比べれば除夜の鐘は小事にしか思えない。餅つきも除夜の鐘もダメ、クリスマスの賑わいもいつか途切れるのだろうか。「山・鉾・屋台」がユネスコの文化遺産に登録された。昔から続く日本人の心、もう一度考えてみたい。
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