日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

表彰状の中味

2016年12月27日 | エッセイサロン

 辞書によれば表彰状とは「善行・功労・成果などを公にし、褒め称える主旨を記した書面」ということになる。在学中はいくつかの賞を受けたが、学業に関連するもので、受賞の陰には教師の指導があった。ただ一つ自力でもらった賞は高校での皆勤賞がある。3年の時インフルエンザで休んだ日から休校になりラッキーはあった。

 国民の義務はもれなく果たすが公には表彰されないと愚痴る人に、義務は果たして当然だから賞はもらえないと言い聞かす人の落ちに軍配、酒席が盛り上がったことがある。だからといって国民の義務を放棄してはならない、と付け加えたのはさすがニックネームの「おやじ」にふさわしい男だった。

 そんな難しい「表彰状」を11年連続もらっている。授与は毎年12月第2木曜日に開く「エッセイサロン忘年会」の席。会員一人ひとりの1年間の創作活動を総括しながら、時には言葉優しく意味深長に諭し、ある時はユーモアを交えて道しるべを示す。最後の1行は必ず「来年も創作を続けよう」と思わせる締めになっている。その作成は会の代表でどれも世界でたった1枚しか存在しない価値あるものだ。会員は毎年これの授与と副賞を楽しみにしている。

 表彰状の文字数は毎日新聞「はがき随筆」の文字250字ほど。代表の筆力では苦は無いだろうが、これに投稿するには苦労している。字数が多ければいいという訳ではないが、少なくても苦労する。今年の締めは「真面目に真摯にエッセイに散り組んでいる姿勢で来年も頑張って下さい」、赤面しそうなお褒めに負けないよう頑張ろう。
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