日々のことを徒然に

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自動ブレーキ

2016年12月18日 | 社会 政治

 連日、高齢者の絡む交通事故が報じられる。被害加害共にいたましいことだ。高齢者への啓蒙とあわせて車と歩行者の衝突回避の技術開発は進み、すでに一部では発売になっている。CMでも自動ブレーキのPRがかなり見られる。こうした自動ブレーキなどを対象にした国土交通省の「予防安全性能評価試験」が行われた。高齢免許で運転しており報道に関心を持った。

 評価は被害軽減ブレーキとして対車両と対歩行者、はみ出し警報、後方視界情報について行われた。そのうち被害軽減ブレーキ評価では時速10~60㌔で走る車が、飛び出した人(人形)に対し減速して衝突を避けられるか試したという。マツダ・アクセラは25点満点で24.5点、総合評価は全項目71点満点で70.5点で順位は1位だったという。

 車は馬力や加速度、軽量化と燃費などその性能を競った時代から安全対策も性能の一つに加わり時代の変遷を感じる。今や自動運転の競争が進み、実車試験走行も始まった。しかし、それらは整備された大都市での話、地方の小都市での自動運転実現はいつのことになるだろう。免許返納を勧められても出来ない過疎高齢化の地でもかなう自動運転化推進を願いたい。

 自動ブレーキは車だけでなくわが身にも欲しい一つだ。歳とともに穏やかな人物になりたい、と思い心するも悲しいかな相反することもある。時には気持ちのブレーキを踏み遅れることもあり、もし車ならと反省することもある。AI時代になれば感情コントローラーが出現するかも、でも装着はしたくないので人らしく努めよう。
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