日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

見せかけ

2016年12月25日 | 生活・ニュース

 ある会合で流行りの「回転すし店」の話題になった。最近は寿司だけでなくどんぶり物なども人気が高い、予約しないと何時間も待つことになる、ボタン注文で食べたい寿司が即送られてくるなどなど、通の話を聞いているとおもしろい。という私は、TVのCMは見ているが長いあいだ暖簾をくぐっていない。嫌いなわけではないが、待ち席の状況を見てあきらめている。

 どのくらい待つのか、先の通の人は1時間半が記録という。美味いものは並んで待つ、現役のころにはよく教えられたが、損な性分なのか気が短いのかそれが出来なかった。退職して時間は十分あるのに待つのが苦手は矯正できないまま十数年が過ぎた。

 冬休み、帰省した孫を連れて回転すしに、クリスマス前で混んでいることは孫も承知で出かけた。なんとなんと、混雑どころか大混雑、待ち時間を聞くと「3時間くらい」とぶっきらぼうな返事、そこに忙しさが伝わる。楽しみにしていた孫も待ち時間に耐えられぬらしく、「ばあちゃんまたにしよう」という孫に促され、レストランで食事をした。これは我が家の前の辻での立ち話、孫さんはばあちゃんの体調を気遣ったのでは、話が終わってそう思った。

 握ってもらう寿司とお持ち帰りの寿司では持ち帰りの方がシャリが多いと聞いたことがあるが、確かめたことはない。そのシャリについてこんな話が載っていた。昔は一貫24㌘、それが20㌘になり現在は18㌘という。実に2割5分の減、その分ネタが大きく豪華に見えるからだという解説がつく。寿司屋で食べるシャリの少ないのはそんな意味合いがあるのか。寿司人気が米の消費拡大になるといいのだが。
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