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☆「メゾン・ド・ヒミコ」感想

2006年07月15日 13時26分50秒 | 映画
メゾン・ド・ヒミコ犬童一心監督の「メゾン・ド・ヒミコ」をやっと見た。
うーん、あまり、なんというか、期待したほどはおもしろくなかった。
最初の筒井康隆のナレーション、挿入されるアニメシーン、ミュージカルシーンなどで、なんとなく乗り遅れた感じがある。
柴咲コウの父親役の田中泯はどうなんだろう。いいのかなあ。疑問。どうせなら美輪明宏がやればよかったかも。
美輪明宏つながりで言えば、オダギリジョーは「ハウルの動く城」のハウルのようでもあった。美しい青年が自分の城を守る感じが似ていた。その城で働き始める女、柴咲コウとか、ちょっと似ていると思った。

美しいままで滅んでいければいいけれど、そうはいかない。現実のめんどくささが攻めてくる。でも逃げたい。
そういうテーマなんでしょうか。
おもしろくないと言い切れない、気になる映画でもあると思う。

この間、「月イチゴロー」で稲垣吾郎がエキストラが映画を安っぽくさせる場合があるというようなことを「デスノート」の評価で言っていたが、この映画にも当てはまる部分がある。
一時期、漫画家の蛭子能収がテレビドラマに出まくっていたことがあって、彼がしゃべりだすと、なんだかなあ、という感じになる。そんな感じ。忌野清志郎がドラマに出ても同じ雰囲気が醸し出される。
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