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ブラム・ストーカー『ドラキュラ』

2024年07月08日 23時03分30秒 | 文学
ブラム・ストーカー『ドラキュラ』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
ドラキュラには、ニンニクが嫌い、十字架が嫌い、鏡に映らない、血を吸われた人間も吸血鬼になる、動けるのは日没後、などの有名な特徴があるが、招かれなければその場所に入れない、馴染みの土がそこにある必要がある、ドラキュラの血を飲んだ人間はドラキュラの気持ちがわかりいま彼がどこにいるかわかる、みたいなルールもあった。
いろいろと制限があって、やっつけられるために存在しているようなところがある。
長い小説だったが、おもしろかった。
各登場人物の日記や手紙で語られる形式で、最近の小説ではあまり、私は読んだことがない。
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