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☆身体からのメッセージを聴く

2006年07月08日 22時04分39秒 | 文学
内田樹の本はいくつか読んだけれど、最後まで読み終わったら何の感想も残らないことが多いので、読んでいる途中の感想を書きます。
いま読んでいるのは「死と身体」。
「わかりにくいまえがき」と第1章「身体からのメッセージを聴く」を読んだ。
まえがきは、なるほどなー、という感じ。
なるほどなー、という感じとはどんな感じかというと、なんか感心したような気がするがすでに憶えてない、という感じ。
第1章は、脳が語る物語よりも、身体感覚を信じろという話だった。これもまあ、なるほどなー、という感じだった。

しかしこれでは話にならない。
ので、ちょっと身体感覚を信じるという話から思い出すことを。

僕は次に何の本を読むかという決定を、脳に頼っているところもあるが、かなりの部分身体に頼っている。
いわゆる勘というものに重きを置いています。
カズオ・イシグロの「日の名残り」がおもしろいのではないかというのは、ほとんど勘でした。で、とってもおもしろかった。
まあ外れることも多くあるけど、勘に頼っています。
随分前に茂木健一郎のブログに「赤毛のアン」を英語で全巻読んだというのが書いてあった。
それを読んで、「赤毛のアン」かあ。おもしろいかもなあ、よいとせのこらせ、よいとせのこらせ、あんた馬鹿ね、おほほー。と僕のなかでアハ体験ならぬ、アホ体験が起きたのだけれど、結局読まなかった。
しかし、つい先日の内田樹のブログに「赤毛のアン」のことが出ていたので、やはり読んでみようという気になった。
同時期に、同じことを複数のひとから聞くということがたまにあって、そういうときはその言葉に従うようにしています。
(ここまでの文章はたんに坂田利夫的アホ体験が書きたかっただけ、の感がある。)

最近携帯電話の調子が悪い。
メールが取れない、送れないということが多い。
そろそろ買い換えの時期かなあ。
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