☆チャップリン的世界

NHK-BS2でチャップリンの映画をまとめて２０作品やるのでとりあえず録画しようと思っている。
僕は無類のチャップリン好き、なわけではない。
見たことがない。
おそらく「かくし芸大会」で井上順が（堺正章ではなかったと思う）山小屋で靴を食べるドラマをやっているのを見て、チャップリンの映画のパロディであると聞いたことがあるくらいしか、チャップリン的世界にまともに触れたことはない。こんなのはまともに触れたことにはならないと思うが。
どうも、笑いにまぎれて政治的なメッセージを伝えるという印象が先行していてあまり見る気がしない。
手塚治虫のアニメ映画を見て彼のエコロジー思想にあまり触れたくないという感じと似ていると思う。
こういう優等生的な主張がなされるとひいてしまう。
しかし、チャップリンは見たことがないので、もしかしたらそういう笑いにまぎれた政治的メッセージだけの映画でもないのかもしれない。そう思って録画してみる。
すごいすごいと言われ過ぎているものはなかなか自分なりに受け取ることが難しい場合が多い。シェイクスピアとドストエフスキーを自分なりに愉しむのにはなかなか時間がかかるし難しい。

オードリー・ヘプバーンの映画もちょっとやる。
オードリー・ヘプバーンもほとんど見たことがない。「オールウェイズ」しか見たことがない。おもしろいのかなあ。
まあ、いいか。

あと、溝口健二特集もある。
が、これも、まあいいか。