”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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「豚物語」(Pig Tales);マリー・ダリュセック著

2010年01月11日 | 「Weekly 読書感想」
Pig Tales: A Novel of Lust and Transformation

Faber and Faber

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 一頃元旦10キロマラソン出場が定番でしたが、今年は風邪で自宅謹慎、その合間を利用して、長年読みかけ積読の本書をヒーヒー云いながら何とか読了しました。
 本書は1996年にフランスで出版された女流作家Marie Darrieussecqの処女作。若い香水美容マッサージ女性が豚と人間に変身繰り返すケッタイなストーリながら、出版時大変な評判を呼び、ベストセラーズになったという。
ヌード表紙からエロ小説を連想されますが、内容は一種の変身ストーリーで、正直、作者が何を伝えようしているのか私の英語読解力は把握出来ませんでした。
 この作品は以前から知っていましたが、購入の切掛けは知人女性の紹介、勧めだったのか良く思い出さない。10年位前に購入、数ページだけ読んで本箱の奥に放置しておいた本書、いつもながら英語学習の目的もあって、最近取り出しページ捲る毎に難解、不明な英語羅列ながら何とか読了。本書は仏語英語翻訳版の上にページに段落や余白が全く無いノッペリベタ印刷、135ページ足らずのペーパーバックながら読みこなしに往生、四苦八苦しました。
 その点から見るとシドニー・セルダンは、この数倍のボリウムながら活字も大きい上に節章が細断、ページに余白が多く、原書挑戦の側から見ると真に取り組み易い。今回は変な感想になりました。


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