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「徳洲会 コロナと闘った800日」;笹井恵里子著(飛鳥新社)

2022年09月05日 | 「Weekly 読書感想」
       
 コロナ蔓延で各地方病院がなかなか患者を受け入れない現状にあって、患者を断ることなく積極的に受け入れる全国の徳洲会病院の状況を訪問インタビューしたフリーランス・ジャナアリスト笹井恵里子のレポート。この徳洲会病院のレポートを読みつつ創業者の徳田虎雄を想いました。阪大医学部を卒業した彼は農協と並ぶ岩盤双璧?の日本医師会に果敢に対抗し、それまで病院施設の無かった奄美の古仁屋、沖永良部、喜界、与論島の離島にはじめ北海道から沖縄まで全国に71病院を次々開設し、病設貧困に苦しんだ離島の奄美諸島にとっては神の如き偉人では!息子3人、娘一人の4人の子供を全て医者に育て、病院経営承継も感嘆です。
 私より2歳先輩の彼は現在84歳で筋萎縮性側索硬化症を治療中ですが、現役衆議員の頃、激励会で言葉を交わしたことがあります。時代・カテゴリーが違うとは言え、徳田虎雄は伝説の柔道名人・徳三宝、大相撲横綱・朝潮と文字通り“徳の島”出身の歴史的三偉人です。
      
   (筋萎縮性側索硬化症で入院治療中の徳田虎雄)
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