センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

お酒弱いのに飲酒・喫煙、食道がんのリスクは190倍

2009-11-24 00:03:46 | 感覚
2009年5月14日 提供:読売新聞
顔がすぐに赤くなるお酒に弱い体質の人が飲酒と喫煙をすると、食道がんになるリスクが、飲酒も喫煙もしない人に比べ、最大190倍も高くなることが、東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究でわかった。
同じ体質の人でも、飲酒・喫煙をしないと、リスクは7倍程度に下がった。体質を理解して生活習慣に気を配ることで、予防したり、早期発見したりできると期待される。
研究チームは、食道がんの患者1070人と健常者2832人で、約55万か所の遺伝情報の違いを比較。発がん性が指摘されているアセトアルデヒドをアルコールから作る酵素と、アセトアルデヒドを分解する酵素の二つが、食道がんのリスクに関連していることを突き止めた。
アセトアルデヒドはお酒で気分が悪くなる原因物質で、たばこの煙にも含まれる。顔が赤くなるのは、アセトアルデヒドの分解能力が弱いためで、日本人の4割がこのタイプ。アセトアルデヒドを作る働きが弱いと、気分が悪くなる前に、ついつい余分に飲んでアセトアルデヒドが増える。
飲酒・喫煙の影響についても調べたところ、お酒に弱く二つの酵素の働きが弱い人が、1日缶ビール1本以上の飲酒と喫煙をすると、相乗効果が働き、お酒に強く飲酒・喫煙をしない人に比べ、食道がんのリスクが190倍も高くなっていた。
以前にも、私のブログでお酒に弱い人の飲酒に注意と、アセトアルデヒドを分解する酵素についての説明をしたが、つまり抵抗力が弱いのです。
私はこのアセトアルデヒドを分解する酵素が弱く、お酒(アルコール)を分解できないので、すぐに顔が赤くなり、それを無理して飲むとアレルギーみたいな症状になるからお酒も飲まないし、タバコも吸わない。だから、食道癌や胃ガンのリスクは、遺伝的にみても少ないのである。
最近、癌で死亡する人は年々増加傾向で、特に肺癌、胃ガン、食道癌は増加傾向が止まらないのである。逆に脳卒中で死亡する人達は年々減少しているのに対して、正反対である。
芸能人の多くでも食道癌で死亡している人は多く、現在、食生活の変化、生活習慣の激変で、癌リスクも高まっているのです。
また、癌検診率は日本では低く、私が危惧しているのは「女性特有の癌検診の低さである」。乳癌、子宮頸癌などの検査率は全体の20%程度と他国から比べても極端に低いのです。
そこで、私は女性雑誌などの取材からこれら女性特有の癌検診を推進している。
最近では、TBSテレビ系のドラマから映画化された「余命半年の花嫁」が話題になり、同時に乳癌検診のキャンペーンを行い、医療関係者の協力もあり、乳癌検診の割引など実績も上がっているようです。
私は他に女性の子宮頸癌ワクチンの日本国内での承認から思春期の女性にワクチンの接種と成人女性には癌検診の検査率の向上を推進しております。
このワクチンこそ、グラクソ・スミス・クライン(英国)とメルク(米国)の開発のワクチンで、世界各地で摂取され、実績があるワクチンです。やっと日本国内で年内にワクチンの承認がされることが決定しました。但し、問題は、ワクチンの接種3回程度が3万円から4万円と高額なため、私は日本政府に直接メールで公費負担金2割~3割負担を依頼したのです。
現在、高校3年生の女性の50%近くが性行為の経験があると答えている現在、子宮頸癌のワクチン接種を中学3年生~高校3年生までに摂取することで近年中に撲滅できると予想されているのです。
現在、子宮頸癌で死亡する女性は毎年2500名前後が居り、その中で70%は子宮頸癌の検査をしていなかったことが判明しております。ですから成人女性は年に一度の癌検診を受診され、男性は肺癌、胃ガン、食道癌、お酒の飲み過ぎ、タバコの吸い過ぎには注意をし、やはり、一年に一度の癌検診、専門医での検診が早期発見、早期治療によって癌は怖くない病気です。
面倒くさがらず、遺伝的に心配な方々はすぐでも病院で検査を受けて頂くことを私から推進致します。
また、明海大学歯学部教授、外崎肇一氏と共に癌の匂い研究を支援し、嗅覚センサーの開発研究に取り組み、来年以降、大手通信会社、検査機器メーカーとの共同開発、研究を監修し早期発見、早期治療に役立つ癌検査機器の開発に全力で取り組み、近い将来ガンを撲滅したいと強い使命感を抱いております。
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