アゲハ蝶は、スピリチュアルな生き物です。神社の黒いアゲハ蝶は、神様からの歓迎を意味します。羽の色で、行動で、アゲハ蝶を含む蝶はあなたに幸福に近づく為のサインを送っているのです。この記事では、アゲハ蝶を見かけた場所、行動、色別にスピリチュアルな意味を解説します。
蝶は運気上昇・吉兆を表す存在、(チョウのメッセージ)!
蝶は、運気の上昇を表します。春という芽生えの季節に見られることから、縁起のいい生き物とされてきました。スピリチュアル的な観点では、蝶は波動やオーラを良くし、幸福に導くとされます。蝶を見かけるのはもちろん、蝶が寄ってくるのは幸運の前触れです。好機を逃さないで下さい。
天界と人を繋ぐ存在、(天と人)!
蝶は、天界と人を繋ぐとされます。神様や天使からのメッセージを受け、人間にサインを送るとの考えが存在するのです。良くも悪くも変化を教えるメッセンジャーなので、蝶を見かけたら「何かのメッセージだな」と思って差し支えありません。目にした蝶が特に気にならない場合は、良いことがあるでしょう。
文字通り、「虫の知らせ」もしてくれます。美しい蝶を見たのに、何故かぞっとしたり、嫌な気持ちになった時は警告です。「悪いことが起きるから注意しなさい」とのメッセージになります。蝶は神様の使いなので、蝶を見た時の感覚は的確なメッセージとして受け取って下さい。
怖がる必要はありません。悪い意味のメッセージは、「注意しなさい」との警告として受け取り、慎重になればまず大丈夫です。警告であって天罰ではないので、落ち着いて行動しましょう。
変化と復活のシンボル(変身)!
蝶は変化のシンボルです。ぶよぶよとした幼虫から、蛹を経て美しく生まれ変わるその生態により、変身願望の象徴ともされてきました。見かけた蝶が気になったなら、あなたに近々何かの変化が訪れることの前兆です。いい波動を持つ虫なので、怖がることなく変化を待ちましょう。
再生と復活も、蝶の持つスピリチュアル的な意味です。キリスト教では、蝶は復活のシンボルとされます。ギリシャにおいては、不死や魂の象徴とされます。姿の変わる生態、最終的な姿の美しさもあって、古来より蝶は愛されてきました。高次のメッセージを託される存在というのもうなずけるでしょう。
「揚羽」で特に縁起がいい(羽を揚げる)!
アゲハ蝶は、蝶の中でも特に縁起がいいとされます。「アゲハ」の漢字表記は「揚羽」です。「羽を揚げる」といった意味ですが、スピリチュアル的には「勢いを上げる」「気を高める」といった意味もあります。アゲハ蝶は、「運が良い方向に向く」ことを知らせる虫なのです。
若さ・繁栄・富の象徴(繁栄)!
アゲハ蝶には、若さや富、繁栄の意味もあります。かつて、アゲハ蝶は日本で常世の国、つまり神々の世界に住まう「常世虫」として信仰されていました。常世虫を祀れば、貧しいものは富み、老人は若返るとの記載が『日本書紀』に存在します。神様の世界から人間界に飛来したメッセンジャーこそ、アゲハ蝶だというのです。
『日本書紀』に記された常世虫の特徴は、アゲハ蝶の幼虫と一致します。常世虫が住むとされる不老不死の実をつける木は、橘の木です。アゲハ蝶が特に縁起がいいとされるのは、神様の国や不老不死の木と関係があるとされていた為です。
美しく堂々とした姿から、家紋としても愛用されてきました。蝶は再生を意味することもあります。その為、一族の繁栄を願い家紋として掲げた家も少なくありません。日本においては、公家の家紋などに愛用されています。RootsNoteより、抜粋引用。
本日、手賀沼に野鳥の撮影に行きましたが、野鳥よりも昆虫、特に蝶々にご縁がありました。コスモスの花を撮影していたら、眼の前に「キアゲハ」が飛んできて、眼の前のコスモスの花に止まりました。手が届きそうな距離です。カメラレンズを向けても逃げませんでした。
また、アカボシゴマダラチョウが、鳥に襲われたのか、藪の中から出てこられず、周りを静かに片づけて、指先に止まらせ、葉っぱに止まらせました。何とか、羽根を広げたり、閉じたりしていたのは、私にありがとうと伝わりました。
こうして、本日、私に蝶々がスピリチャルなメッセージを届けてくれたようです。
センスプロデュース研究所、葛西行彦