センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

教育後進国、日本!

2009-11-06 00:01:34 | 感覚
「努力しても報われない」学力より深刻な学習意欲の低下。
「どうして勉強しないといけないの?」 勉強しなくても大学には入れるんでしょ」。小学生の娘の言葉に、会社員の木村聡さん(仮名)は言葉を失った。
確かに定員割れの大学が増えており、選り好みしなければ誰でも入れる時代になりつつある。どこかで聞きかじったのだろうが、そんな考えを抱く娘の将来に木村さんは不安を覚えずにはいられなかった。東京の小学生の3人に1人が、「自分の国は努力すれば報われる社会だ」と感じられない。
世界の六都市(東京、ソウル、北京、ワシントンDC、ヘルシンキ)でベネッセコーポレーションが10~11歳の小学生に実施した調査結果だ。
努力すれば報われると考えいる小学生は67.7%にとどまり、六都市中東京が最も少ない。「今は勉強することが一番大切なのだ」と考えている小学生も全体の四割止まりで、学習意欲の低下は、危険水域に入っている。
学力低下も同様だ。DECD(経済協力開発機構)のPCSA調査(15歳児に対する学習到達度調査)における日本の順位は、低下の一途をたどっている。
読解力では、2000年の8位から06年には12位に、数学の応用力を測る数学的リテラシーでは、03年は4位だったが、06年は6位へと順位を落としている。原因は低得点が増加し、高得点が減少した結果、全体の平均値が低下しているのである。
娘の爆弾発言に動揺した木村さんは、以前から気になっていることを妻に聞いてみた「学校の宿題、少な過ぎるしんじゃないか」「他の学校も宿題はあってないようなものみたい」と妻から答が返ってきた。ゆとり教育は見直されたとはいうけれど。木村さんの不安は益々募る一方だ。
教育危機は、小学生の家庭生活からはっきりと見て取れる。1日に2時間以上勉強する小学生はわずか25%程度にとどまる一方「まったくない」「30分未満」という小学生が17.3%もいる。
対してテレビやビデオ、DVDを1回2時間以上見ている小学生は、なんと70%にも達している。さらに1日2時間以上、テレビゲームをする小学生も25%近くいる。7/25日、週刊ダイヤモンドより引用。
皆さんはこの記事を読んでどのように思うだろうか? 今年2009年、来年は2010年になるが、日本の子供たちの学力は年々低下し、世界から取り残され後進国になり、レベルも低下。それにましてや学習意欲も著しく低下している。
私はこの「学習意欲の低下を危惧している」。つまり、意欲だけでなく、脳の低下を私は危惧している。
脳の働きが低下しているという証拠でもある。日本の子供たちは、雑学的な知識、教養があるが、自分で考え、行動する、脳で考える「知恵」が極端に低下している。この日本の教育が、暗記記憶重視の教育実施の結果、このような学習意欲低下にも繋がっていると私は考えている。
また、日本でも広がりつつある子供の「貧困差」なども学力や学習意欲の低下の原因の一つでもあると私は指摘している。
先ほどの記事の子供のように「どうして勉強しないといけないの?」 勉強しなくても大学には入れるんでしょ」。という言葉に代表されるように誤った知識が広まり、いざ大学に入学すれば後は勉強しなくても卒業単位を取ればよいだけと考えがちである。
だから、最近の大学は暇つぶしか、遊びの施設だと考えている学生も多い。現に大学生の麻薬所持事件などの多発がその証拠である。
それだけではない、日本は少子化時代に入り、生徒数の割に大学の施設が多くなっている。これらから私は「日本の大学の淘汰の時代」と指摘し、学力と大学のレベル向上がこの淘汰を乗り越え、日本の子供たちの学力、学習意欲を高めるための具体的な取り組みを私共は構想し、近年中に東京都と関東に海外の大学と日本の大学を提携させる予定である。現に水面下では、具体的に海外の誘致する大学も決定している。現在は認可待ちであり、これら認可支援が決定すれば具体的に「バイオケミカル大学」と「バイオメディカル大学」の設立構想をしている。これらの大学ではオール英語で授業を行い、4割近くは海外からの留学生を受け入れ、日本の学生と交流をさせることで大学のレベルだけでなく、「努力して勉強し、報われる学校」を目指し、世界に通用する学生の育成を目指し、入学は簡単でも、卒業が難しい大学を目指します。
ですから、私共が構想している大学に入学し、卒業した生徒には、大学院を目指し、教授や研究員を目指し、海外の大学で学び留学するのもよし、世界で活躍するなども可能になると考えている。つまり、私共が構想している大学で頑張って勉強したら、世界のどこへ行っても通用する人材の育成を目指し、取り組んで参ります。
私共が参考になり、日本の教育改革、医療改革に繋がればと願っている。
教育や医療だけでなく、日本の経済にも影響を及ぼすということである。
今後とも私共研究所は、日本の教育の底上げとレベルアップを出来るところから取り組み、私共の活動が少しでも参考になり、日本の子供たちの「学ぶ意欲の向上に繋がればと願っている」。
コメント (1)
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