とある件で両国に行ったので、国技館へ寄ってみる。5月7日からの五月場所の準備で、肥満体人間達が行きかっている。見たような外国人力士も歩いている。近づくと、やはり怖い。3メートル以内に近づかないよう注意しながら、国技館に併設されている「相撲博物館」へ行く。入場無料。6月16日までの予定で「館蔵屏風絵展」開催中。
屏風は中国人の発明らしいが、襖絵とか天井画といった固定的な調度ではなく、折りたたみ式のキャンバスのようなものである。ここに相撲の絵柄が描かれるのが相撲屏風。相撲の歴史を辿るのには絶好の資料である。展示された屏風の中で、一つの目玉は、「四角土俵相撲の図」。なんと土俵が四角である。年二場所の他は、地方巡業していたそうで、諸国の大名たちの招待であちこち回ったそうだ。大名の趣好で妙な土俵が出現したらしい。相撲取りはプロだが、四角の土俵を見ては、さぞ驚いただろう。
(ところで、丸い土俵が四角であれば驚きだが、逆にプロレスではリングといっているにも係わらず、四角い土俵を使っている。逆に円筒形の建物でもマディソン・スクエア・ガーデンという。四角なのに丸ビルとか・・)
現在、この相撲博物館の館長だが、第48代横綱、大鵬が座っている。彼の父親は当時はロシア人と言われていたが、実際にはウクライナ人である。そしてウクライナには大鵬を記念して、相撲博物館ができるそうである。モンゴル(南側は中国に占領され自治区と呼ばれる。そのうち某半島の北側も自治区となるかもしれない)・ブルガリアの次は、ウクライナからもドッと力士が誕生するのだろうか。
ところで、相撲博物館には初代横綱から68代朝青龍まで全員の肖像画あるいは写真が掲示されている。江戸時代の横綱は名誉職だったわけで、史上最強といわれる雷電はリストに入っていない。なかには、横綱昇進後一番も取っていない力士すらいる。リストをながめると、「西ノ海」という名の横綱が三人もいる。井筒部屋である。そして、それに並ぶのが「若乃花」である。こちらも三代の横綱がいる。
その若乃花だが、以前、彼(スッチーの旦那)の手形を見たことがある。ある上場会社の役員が、本来は株主配当にまわすべきおカネを力士につぎこんだ見返りとして、「若貴手形色紙セット」を入手し、高級な皮のビジネスバッグに入れて持ち歩き、ところかまわず見せびらかせていたのを拝見。朱色の手形にそっと自分の手をあてがって見ると・・・
貴乃花の手形よりはずっと小さいが、若乃花の手形よりも自分の掌の方が大きかったのである。もっとも手が大きくて得をしたことは、ほとんどない。自分の手に合ったゴルフグローブが存在しないため、夏のゴルフで左手が焼け残ることがないことぐらいだ。
屏風は中国人の発明らしいが、襖絵とか天井画といった固定的な調度ではなく、折りたたみ式のキャンバスのようなものである。ここに相撲の絵柄が描かれるのが相撲屏風。相撲の歴史を辿るのには絶好の資料である。展示された屏風の中で、一つの目玉は、「四角土俵相撲の図」。なんと土俵が四角である。年二場所の他は、地方巡業していたそうで、諸国の大名たちの招待であちこち回ったそうだ。大名の趣好で妙な土俵が出現したらしい。相撲取りはプロだが、四角の土俵を見ては、さぞ驚いただろう。
(ところで、丸い土俵が四角であれば驚きだが、逆にプロレスではリングといっているにも係わらず、四角い土俵を使っている。逆に円筒形の建物でもマディソン・スクエア・ガーデンという。四角なのに丸ビルとか・・)
現在、この相撲博物館の館長だが、第48代横綱、大鵬が座っている。彼の父親は当時はロシア人と言われていたが、実際にはウクライナ人である。そしてウクライナには大鵬を記念して、相撲博物館ができるそうである。モンゴル(南側は中国に占領され自治区と呼ばれる。そのうち某半島の北側も自治区となるかもしれない)・ブルガリアの次は、ウクライナからもドッと力士が誕生するのだろうか。
ところで、相撲博物館には初代横綱から68代朝青龍まで全員の肖像画あるいは写真が掲示されている。江戸時代の横綱は名誉職だったわけで、史上最強といわれる雷電はリストに入っていない。なかには、横綱昇進後一番も取っていない力士すらいる。リストをながめると、「西ノ海」という名の横綱が三人もいる。井筒部屋である。そして、それに並ぶのが「若乃花」である。こちらも三代の横綱がいる。
その若乃花だが、以前、彼(スッチーの旦那)の手形を見たことがある。ある上場会社の役員が、本来は株主配当にまわすべきおカネを力士につぎこんだ見返りとして、「若貴手形色紙セット」を入手し、高級な皮のビジネスバッグに入れて持ち歩き、ところかまわず見せびらかせていたのを拝見。朱色の手形にそっと自分の手をあてがって見ると・・・
貴乃花の手形よりはずっと小さいが、若乃花の手形よりも自分の掌の方が大きかったのである。もっとも手が大きくて得をしたことは、ほとんどない。自分の手に合ったゴルフグローブが存在しないため、夏のゴルフで左手が焼け残ることがないことぐらいだ。