コナ・コーヒーとビッグアイランドキャンディーズ

2016-12-15 00:00:48 | たび
ハワイ島の名産品といえば、「コナ・コーヒー」ではないだろうか。世界三大珈琲(ブルマン、キリマン、コナ)とも言われるが、他の豆と比べると2倍から3倍の値段が付く。

元をたどると、コナ・コーヒーのふるさとはブラジル。カメハメハ2世がロンドン訪問中に急病で亡くなり、その亡き骸を母国に搬送する途中、使節団はブラジルに帰港。その際、コーヒーの木を記念に求め、母国に持ち込み、オアフ島に植えた。

しかし、オアフ島の気候や土質に合わなかったのか成長しなかった。で、ここでコーヒーの木が枯れてしまえば、何事もなく終わっていたはずだが、あるイギリス人が、最後のお願いといってハワイ島に植えなおしたところ、ムクムクと伸び始めた。海からの風と光、酸性土壌がぴったりだった。

konac


しかも、ハワイ島では、海辺との間に崖があることが多く、その部分にコーヒーが植えられているのですべての作業が機械によって行えず人力で収穫することになる。これが他所のコーヒーより高い理由だ。焙煎専門店で焦したてのコーヒーを買おうと努力したが、二日に一回がロースト日ということで、当日は豆(粉)を買うことになるが、注意しないと2種類のパッケージがある。100%のPUREコナと、10%のコナ・ブレンド。

candie


そして、名物工場がビッグアイランドキャンディーズ。工場の中の売店で商品を売っている。チョコレートとクッキーと各種のナッツなどを使っている。商品ごとに果てしなく試食を続ける。

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工場労働者は女性が多い。すばらしい体格の方が多いのだが、商品つまみ食いではないようだ。何しろ米国なので賃金も高いはずだ。


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