「はなお」というのは不思議な名前

2021-05-10 00:00:36 | マーケティング
毎年、初夏になって新しく買うのが、MUJIで売られている草履型のスリッパ。だいたい半年でボロになり秋に買いにいくと売られていない。おそらく、この履物は裸足以外で履く人はいないと早合点して、秋に在庫一掃してしまうのだろう。ところが春秋は五本指ソックスを履いてからこの草履型スリッパを履く人もいる。足が蒸れないようにいつも履きたいのだが、MUJIでは爪先の開いているスリッパは売られていない。これも何かの勘違いだろう。



といって、春に2足買う人もいないだろう。今年こそ秋でも販売継続するのだろうと何年も期待しているのだが、今年も春に一足買うことになった。

そして実は予想はしていたが、もう一つの問題があるわけだ。それはスリッパの産地だ。インド製のはず。



で、商品タグをよく見ると、インドという単語が3回使われている。

1. インドの職人が組み紐を縫い合わせて、ひとつひとつ手作業で作り上げました。
2. インド綿混
3. インド製

「手作業」ではなく「機械で大量生産されました」と書かれていた方が安心する。

とりあえず晴れた日に裏と表を日干ししてみた。紫外線の利用だが、黄砂によって効果が遮られたかもしれない。さらに洗剤で洗うべきか考慮中である。

ところで、タグに書かれている商品名だが、「ルームサンダル・鼻緒」と書かれていて驚いた。鼻緒というのは下駄や草履や雪駄などの足の親指と人差し指の間に挟む紐のことだと思っていた。履物自体の名前が鼻緒というのは初耳なので、ネットで調べてみると、やはり履物ではなく紐の方の名前だ。念のため商品を確認すると、履物と紐は縫いつけられていてバラバラにはならない。商品名もインドの方が考えたのかな。

もっとも、インドより大阪の方が悲惨らしい。

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