北国の温室

2015-06-18 00:00:00 | たび
苫小牧に行っていたのだが、2時間ほど空き時間があったので、ミュージアムを二つほど見せてもらったのだが、それらの近くにある市立図書館に隣接して、大型のガラス張りの温室があった。サンガーデンと呼ばれている。

東京方面では小笠原をイメージした熱帯植物園や冬でも花が咲き続ける花の植物園などがある。一般の植物園は、普通に各種の木々が「森のミニチュア版」として繁っているというのが多いだろう。


となると、苫小牧の温室、サンガーデンは・・

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あえて書かれていないけど、「温帯植物園」という感じだった。本州で普通に生えている樹木が温室の中にある。実は、地方都市に3年放置状態の実家の庭が森状態になっていて近隣対策に費用がかさんでいるのだが、まさにそんな感じだ。もちろん面積は1000分の1程度だけど。


しかし、なんのための場所なのだろう。

本州から何らかの目的で北海道に移住した人たちが、ここを訪れて、故郷の春を思い出すのだろうか。

また、逆に北海道を何らかの理由で離れる一家が、ここにきて、本州の予習をするのだろうか(いや、その線はないな)。

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まあ、熱帯圏の人が「熱帯植物園」を見て、苦笑しているのと同じようなことなのだろう。

しかし逆に、本州に「亜寒帯植物園」や熱帯地方に「温帯植物園」を作ることは、かなり難しいだろうと思うが、あってもいいと思う。


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