黄金の駒

2018-06-02 00:00:39 | しょうぎ
新聞を読んでいたら、三面記事の下にデパートの広告があった。当日の新聞記事の中で、アメフトや核廃棄を超え、最も衝撃的な記事(じゃなく広告だが)だった。

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入場無料の『大黄金展』。柏タカシマヤである。タカシマヤというのは高島屋のことだろうか。あるいは大黒屋のような質流れ即売会なのだろうか。高島屋(百貨店)のHPを調べると、確かに柏タカシマヤは百貨店だ。漢字を覚えられない外国人にも門戸を開いているということだろう。さらに、当日のカラー版のチラシを見つける。

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どうも新聞広告では、K24将棋駒一式(40点セット)で1600gで28,360,800円となっているのだが、チラシでは駒の種類によってバラ売りしているようだ。40点というのは駒が40枚で一組ということらしい。値段までは不鮮明でよく見えないが、歩兵は60万円ぐらいで、小駒が80万円ぐらいで、大駒が100万円以上のように見える。たとえば、王将一枚売れたあとで、40枚全部買いたいという人が現れたらどうするのだろう。一枚はプラ駒になるとか。

しかし、金そのものであれば1gが5000円位なので、1600gで8百万円程度。28百万円とは加工料がずいぶん高い。加工といっても既存のプラ駒の型に流すだけかもしれない(そんなことはないかな)。

とはいっても、うっかりしているうちにセール期間が終了してしまったわけだ。


さて、5月19日出題作の解答。何か解きにくかった方もいるようだ。“香は下段に打て”という格言があった。詰将棋で一番下から香を打つことはあまりないので、盲点だったかもしれない。もう少し盲点度を上げた作品に改造中。

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動く将棋盤は、こちら

今週の問題。

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嫌われ者の入玉図だが、さっさと玉を追い出してからサバキを始めればいい。突然に高額収入を得ても、貯金しないですぐに使うこと。詰ませた時に自らも無一文になっているというのが、詰将棋の持つ宗教的無常観だ。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見とをいただければ、正誤判定します。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蛇塚の坂本)
2018-06-05 20:46:27
最終手○○○の〇〇手詰め。
ダブル王手の威力感じる。
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Unknown (おおた葉一郎)
2018-06-05 20:47:43
坂本様
正解!です。
確かにW王手は最強ですね。
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Unknown (新谷治)
2018-06-15 11:03:44
初めてコメントさせていただきます。17飛までの11手詰みでしょうか。自信ないです。
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Unknown (おおた葉一郎)
2018-06-15 22:02:10
新谷さま、
正解です。
2六は、歩でもいいですね。
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