逃走を続ける場合

2024-06-30 00:00:37 | 市民A
映画や小説では、「逃走」というジャンルがある。逃走形態が、潜伏する場合と逃げ回る場合。また、無実なのに罪を着せられて逃げる場合と犯罪を犯した人間が逃げる場合。さらに重要秘密を知っていて、政府から追われているケース、またスパイそのもの。徴兵から逃れたり、軍を脱走した場合と様々だ。

数日前に観た映画『旅立ちの時』は反政府テロを起こした夫妻がFBIの捜査をかいくぐっているというケースだ。

現代社会は実際には長期に逃げるのは、資金的な問題がある。ATMを使うと直ぐに足がつく。また島国だと、簡単には国外逃亡もできない。ある意味、日本は監獄国家とも言える。日本の周りには強い海流が流れている。島流しが八丈島というのは、ボートや板につかまって島を脱出すれば、黒潮に乗ってしまい北太平洋周遊になる。

大分県で大学生をひき殺した容疑者が、事故後2年にわたり姿を消していて、ついに新たな推定顔写真が公開された。6種類の変装例が公開されている。


ポイントは、前髪、後ろ髪、ひげ、メガネというところだ。容疑者の特徴は、額が広いこと、それと、目尻が細長いこと(よく海外サッカーでアジア人選手を挑発するために行う行為)。

気が付いたのは、後ろ髪が長髪のこと。確かに床屋にはいかないだろうし後ろ髪が伸びてくるのだろうか。いや、自分で切っている人もいるだろう。ペットショップで大型犬用の器具を買えば怪しまれないだろう。

そういう意味だとメガネというのも手に入れるはなかなかむずかしいのかもしれない。

たぶん前髪長め、後ろは短くし、図のメガネよりは細目、それとマスクということだろう。

以前、今治造船での強制作業の過酷さに耐えきれず、瀬戸内海を渡って、さらに自転車で逃走していた男がいたが、彼の場合、外国人研修生も嫌がる過酷な船底の溶接作業から逃げ出したわけで、戦前の北海道の囚人道路と同根で逃げたのも理解できる部分はあるのだが、ひき逃げって、逃げるかな・・