ローストビーフ丼の色彩

2018-06-01 00:00:16 | あじ
イオンモールを中心に、各地のショッピングモールのフードコートで20店舗を展開している『ローストビーフ星』でローストビーフ丼を注文。

サイズやソースの種類、トッピングの3項目を選ぶことになる。

国産牛肉と冷凍品ではなく、注文があってからスライスカットするという鉄則だそうだ。

サイズは並からメガ盛りまで4種類、ソースは3種類、トッピングは卵かポテトの絞りか2種類。

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実際には、国産牛なので、ごく普通においしい。大量に肉を仕入れるので800円程度で出せるのだろう。

また、牛肉の赤、ソースの白、卵黄の黄と食欲をそそる三色を組み合わせたことも重要なのかもしれない。

ただ、なんとなくだがソースやトッピングのチョイスを増やしたメニューを開発しないと、いずれリピーターが減っていくかもしれないとも思える。ローストビーフは料理法の変化を比較的付けにくい料理のような気がする。

ところで、この『ローストビーフ星』という店名だが、星さんという個人が関係しているのかと思って調べ始めると、実は「クリエイト・リストランツ・ホールディング」に含まれていた。20を超える店舗ブランドを持っている。有名なのは、『磯丸水産』とか『かごの屋』とか。

さらに探索すると、このうち『かごの屋』は「KRフードサービス」という別のチェーンに入っていたのだが、クリエイト社が150億円で、チェーンごと買収している。ところが、昨今、「KR社」は親会社に店舗リストラされないように、赤字店の決算を黒字のように見せるために人件費の一部を黒字店の経費として処理していたことが発覚したようだ。たとえば赤字の横浜店の社員に黒字の品川店から給料が払われるようなことなのだろう。買収前から行われていた場合、買収価格の正当性に疑義があるということになるかもしれない。

ローストビーフの国産牛肉も原価の一部を別の店に付け替えたりしているのだろうか。一向に構わないのだが。


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