しながわ水族館の前は鳥天国だ

2005-03-27 21:38:14 | 美術館・博物館・工芸品
cba17ea9.jpg水族館は好きな場所の一つで、楽しくなる。名古屋にある名古屋港水族館には2度もいっている。ペンギンを見るのが楽しい。

そして昨年末に大改装になった”しながわ水族館”に、やっと行った。てっきり品川駅前の西武系の施設が姿を変えたものと思っていたが、調べたら場所が違った(追記あり)。京浜急行線の大森海岸駅から徒歩5分とのことだ。そして、駅からの案内図が不備だ。大森海岸駅の前を通る第一京浜国道を横断歩道橋で渡ると、マンションが道路脇に立ち並ぶ。水族館はマンション群の向う側なので、どこかでマンションを回り込まなければならないのだが、さて横断歩道橋から歩道に下りても、右に行くのか左に行くのか不明だ。徒歩5分ということで、右に5分歩いたが、失敗。またもとの場所まで5分。そして左に5分歩くと到着。都合15分だ。

春休みなので、大勢押しかけているが、客層は多種多様。国籍も多種多様。水族館は人気がある。ここの売りは、トンネル型水槽。あまり大きくはないが、エイや亀や各種サカナが泳いでいるのを裏側から見ることができる。ただ、見ている人間の方もトンネルの中に多数が押しかけ、妙な体勢でカメラを写していたりするので、魚からみたら「間抜け」だ。

そして、東京湾の海生生物が豊富で、ヒトデは「手づかみ」ができるが、当然そんな趣味はないのでポケットから手を出さない。北の海からきたクリオネは超貴重品のように飼育されているが、自然界の中では、単に「目立ちすぎる餌」だ。圧巻は出口の手前に巨大なサメが回遊している水槽があるのだが、どうみても”恐怖の象徴”だ。100パーセント親しみがわかない。共通項を持つ人間を数人知っているが、名前は書かない。

水族館の外は臨海公園で、海水をひき込んだ人工池が広がるのだが、無論200メートルの距離で巨大な国道やマンションがあり、水辺に集まる鳥は多種多様だ。いわゆる海鳥は「ゆりかもめ」のようだが、一番の多数派は「ハト」だ。その他「スズメ」や「コマドリ」もいるのが、上空には「カラス」が周回して、餌を狙っている。驚くことにカラスが海の魚を狙うのは初めて見た。カラスは、やはり只者ではない。カモメのまねをするわけだ。一方、ユリカモメがハトやスズメたちと一緒にカップルの座ったベンチで餌をねだるのも初めてみた。まあ、都会に住むと、都会生活に堕落するのは人類と同じなのだろう。

追記:以前、町の噂で、品川+西武+水族館という筋を聞いていて、この水族館のことと思っていたのだが、こことは別に、まもなく完成するそうだ。”EPSON品川アクアスタジオ”プリンスホテルのあたりらしい。もちろん完成したら、行ってみるが、この”しながわ水族館”と間違える人が多数でることだろう。


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