「将」「棋」の日

2021-11-27 00:00:32 | しょうぎ
将棋の日の記念行事がささやかに将棋連盟で行われ、いただき物があったので出席した。



JR千駄ヶ谷の駅構内には11月17日が将棋の日であることが掲示されていて、さすがに将棋連盟公認の駅だ。以前は唯一無二の駅だったが、その後、大江戸線国立競技場駅、副都心線北参道駅も最寄り駅となった。

江戸時代に徳川将軍が江戸城黒書院で御城将棋を見学した日を「将棋の日」と決めた。それが11月17日(旧暦)だった。ただ、最大の問題は将棋だけではなく、同時に囲碁も打たれていた。しかも上座は囲碁だったはずだ。

では、なぜ「囲碁将棋の日」ではなく「将棋の日」になったのか。

おそらく将棋連盟が先に「将棋の日」を決めたのが1975年。囲碁に人気の遅れをとっていたのだろうか。なお、囲碁界が「囲碁の日」を決めたのは2013年のこと。1月5日とは語呂合わせだ。

江戸城黒書院の跡は現在は下々の下流市民でも自由に散歩ができる。一度は見に行ってみたらどうだろう。伊藤宗看や天野宗歩など有名な棋士がその場所に座っていたわけだ。



ところで、いただき物だが、「棋」というバッジ。以前「将」のバッジはいただいているので、熟語が完成した。


さて、11月13日出題作の解答。







短い手筋ものだが、3二の玉型の桂は2手目の変化を消すための配置だが、桂以外の駒を置くと余詰めが発生するので、力が余った方は確認してみたらどうだろう。


今週の問題。



たまたま小学生の将棋教室で大盤で詰めのパターンを教えているときに、ひらめいたので即興で作った。難易度は低い。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。