海賊船といっても芦ノ湖の海賊船。区別するために箱根海賊船と自称しているそうだ。
この話の前に、本物の海賊船のこと。ソマリアに基地があり、主に紅海付近でスエズ運河を通過する船舶が狙われている。この海賊、実際はソマリアの正規軍だったそうだ。政府が二つに分かれて内戦を始めた時に、海の上の軍隊は放置されてしまった(給料未払い)。そのため、海賊を始めたらしい。武器一式は本物なので、商船には勝ち目がないので、狙われる。
知人が、大企業の船舶部門部長を退職後に英語力を生かそうと中規模船会社の顧問を始めた時に、所属船で人質を取られた事案があって、大忙しだったようだ。日本の会社で海賊対策を経験したような人はめったにいないのだから、困難を極めただろう。さらに解決方法は他言無用となり、自慢もできない。
箱根の遊覧船の海賊船だが、本物とは違うのは大砲が進行方向に向いていること。スペインや英国の海賊は獲物の船に横付けして横から大砲を撃ち込んだはずだ。箱根の大砲は前に向かって砲弾が飛んでいくタイプだ。それではバルチック艦隊には勝てない。もっとも海賊船は獲物の船をいきなり沈めるわけにはいかないのだから強力過ぎる武器は使えない。
箱根湖尻のロープウェー桃源台駅の前から海賊船は航行するのだが、コロナ禍のはざまの一瞬の春状態で、箱根一帯が旅行に飢えた人々の集積場になっているため出航時刻より前なのに、満席。臨時船が出ることになった。やってきたのは「ロワイヤル号」。ロワイヤルは日本語ではロイヤル。王様の船だ。海賊に船が襲われるショーが行われるのではないだろうか。
おそらくは、燃費が悪いのかもしれない。
そして、周りの雲が低く漂っていてなおさら、火山の噴火口に水がたまって奇跡的なバランスで湖を形成しているのが怖く見える。富士山が爆発した場合の予想困難な副作用の結果、湖が崩壊して、大洪水という可能性も、うすうす感じる。要するに重苦しい天候が気分も重苦しくするから、こんなことを考えるのだろう。
そして、そろそろ夕方、元箱根観光も一段落し、再び帰りの海賊船に。今度は「ビクトリー号」。これは海賊向きの船名だ。観客が途絶えそうな時期には、ビクトリー号によるロワイヤル号襲撃ショーをすればいいだろう。あと一隻の船は「クイーン号」といって3隻体制だそうだ。襲撃ショーの最初は様子見で、勝ちそうな方に味方するというのが選挙同様、令和のショールールだろうか。
そして、往復乗船のお礼だろうか、はっきりと富士山が姿をあらわした。大勢の人が右舷側甲板に集まったので、危険を感じたが傾くことはなかった。
この富士山だが左側中腹(宝永火山?)だけ円形に雪が被ってないように見える。誰かが「マグマが上がってきて地熱が高いから。もうすぐ爆発だ。」と言い始めた。こういうコメントが画像付きで拡散されて「日本沈没騒動」になるのだろう。でも少し不安だが。
ビクトリー号はそのまま芦ノ湖北側の湖尻に向かうが、到着直前に突然大きく右転回避した。観光客用の足こぎスワン(あひる)が直前を横断していたわけだ。
この話の前に、本物の海賊船のこと。ソマリアに基地があり、主に紅海付近でスエズ運河を通過する船舶が狙われている。この海賊、実際はソマリアの正規軍だったそうだ。政府が二つに分かれて内戦を始めた時に、海の上の軍隊は放置されてしまった(給料未払い)。そのため、海賊を始めたらしい。武器一式は本物なので、商船には勝ち目がないので、狙われる。
知人が、大企業の船舶部門部長を退職後に英語力を生かそうと中規模船会社の顧問を始めた時に、所属船で人質を取られた事案があって、大忙しだったようだ。日本の会社で海賊対策を経験したような人はめったにいないのだから、困難を極めただろう。さらに解決方法は他言無用となり、自慢もできない。
箱根の遊覧船の海賊船だが、本物とは違うのは大砲が進行方向に向いていること。スペインや英国の海賊は獲物の船に横付けして横から大砲を撃ち込んだはずだ。箱根の大砲は前に向かって砲弾が飛んでいくタイプだ。それではバルチック艦隊には勝てない。もっとも海賊船は獲物の船をいきなり沈めるわけにはいかないのだから強力過ぎる武器は使えない。
箱根湖尻のロープウェー桃源台駅の前から海賊船は航行するのだが、コロナ禍のはざまの一瞬の春状態で、箱根一帯が旅行に飢えた人々の集積場になっているため出航時刻より前なのに、満席。臨時船が出ることになった。やってきたのは「ロワイヤル号」。ロワイヤルは日本語ではロイヤル。王様の船だ。海賊に船が襲われるショーが行われるのではないだろうか。
おそらくは、燃費が悪いのかもしれない。
そして、周りの雲が低く漂っていてなおさら、火山の噴火口に水がたまって奇跡的なバランスで湖を形成しているのが怖く見える。富士山が爆発した場合の予想困難な副作用の結果、湖が崩壊して、大洪水という可能性も、うすうす感じる。要するに重苦しい天候が気分も重苦しくするから、こんなことを考えるのだろう。
そして、そろそろ夕方、元箱根観光も一段落し、再び帰りの海賊船に。今度は「ビクトリー号」。これは海賊向きの船名だ。観客が途絶えそうな時期には、ビクトリー号によるロワイヤル号襲撃ショーをすればいいだろう。あと一隻の船は「クイーン号」といって3隻体制だそうだ。襲撃ショーの最初は様子見で、勝ちそうな方に味方するというのが選挙同様、令和のショールールだろうか。
そして、往復乗船のお礼だろうか、はっきりと富士山が姿をあらわした。大勢の人が右舷側甲板に集まったので、危険を感じたが傾くことはなかった。
この富士山だが左側中腹(宝永火山?)だけ円形に雪が被ってないように見える。誰かが「マグマが上がってきて地熱が高いから。もうすぐ爆発だ。」と言い始めた。こういうコメントが画像付きで拡散されて「日本沈没騒動」になるのだろう。でも少し不安だが。
ビクトリー号はそのまま芦ノ湖北側の湖尻に向かうが、到着直前に突然大きく右転回避した。観光客用の足こぎスワン(あひる)が直前を横断していたわけだ。