将棋ペン倶楽部通信最新号

2021-06-25 18:15:07 | しょうぎ
将棋ペンクラブの会員誌が届く。将棋に関する評論、小説、俳句その他の文筆集だ。

ただ、昨今は、プロ作家が将棋について本格的な小説を書く時代になったので、対抗するのは大変だ。



そういうこともあったのだろうが、前回は内容についてのアンケートがあり、少し書いたのだが、今回アンケート結果発表ということで、「評判が良かった」ということだそうだ?個人的には、過去のアマ強豪の奮闘記とか生活感が滲むような記述は、あまり好みではなく、そういう話は、現代からの視線で書かれた方が、親近感があるように思う。当時のファクトを、その現場に行って語ったり、棋譜ではなく道場跡地の写真とか。

実は、過去に少し通っていた道場がいくつもあり、その大半は消滅。残るのは一カ所だけなのだが、その一カ所ももうすぐ・・多くはゴミゴミした場所にあった道場の跡地捜索の旅に出るのは、今のところリスクとのバランスが悪いかな。


さて、6月12日の出題の解答。






合駒選択と、不成による打歩詰回避。不成のところ、成ってしまっても、もう一度王手をすると飛車が手に入り詰むのだが、3回やってしまうと千日手が確定する。指将棋なら引き分けだが、詰将棋は負けになる。大道詰将棋なら大敗ということ。


今週の問題。



飛車の成、不成の非限定はあるが、直すと大分醜い図になるので、そのままにする。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。

オリンピックシート全滅を免れる

2021-06-25 00:00:19 | スポーツ
五輪の観客席のシート数について、発表になった。50%または10000席の少ない方ということ。削られるシートは全体の20%程度となったようだが、結局、大規模会場で行われる競技が削られることになる。国立の開閉会式、日産スタジアムのサッカー、味スタのラグビーとか。国立なんて、大騒ぎして、建て替えの必要なかったということになる。

ところが、現在までキープしているチケットは5種目あったのだが、うち4種目は抽選での削減対象になっている。裏を返せば、1種目は確定したことになる。ただし、同一都道府県ではないのが懸念なのだが。

残る4種目だが、いわゆる日産スタジアム、いわゆるハマスタ、いわゆる味スタが2回となる。定員は72000人、35000人、48000人。既販売分が何パーセントあるか不明だが、仮に席数の50%が発売しているとすると、それぞれの当選確率は、10/36 10/17.5 10/24が2回となる。これらを計算すると、1.68枚となる。無抽選の1枚と合わせると2.68枚だ。


ところで、チケット当選後の手続きだが、紙プリントを推薦している。QRコード読み取りで入場させるそうだ。プリンターがない人は、スマホにダウンロードして画面表示でもいいらしいのだが、落とし穴があるそうだ。

「このチケットあたりました」のようなSNSやブログ記事を書いて、チケットの画像を公開すると、その画像上のQRコードを他人に取り込まれてしまい、それをスマホ上に記憶しておいて悪用入場されてしまうと、正規の購入者が入場時にチケットを見せると、「既に入場されている」と犯罪者扱いされることになる。最後まで油断できない。