金貨・小判とは昭和ではなく江戸時代だろうか

2019-10-11 00:00:16 | 市民A
関西電力関連の3.2億円バラマキ事案についてだが、どうしても金額が全然合わない。そもそも国税調査から出てきた数字だから秘匿義務があり、不正会計で捻出したものが財源の全部なのか一部なのか、さらに少し調査結果が実際よりは多いものの、別に隠している「大きなこと」が見つからなければいいと安易な妥協があったのか。

菓子箱の下に金貨や小判というのはある意味、換金業者が別にいたのだろうか。パチンコみたいだ。まあ、大判貰ったら心が動くかもしれないが小判では効果はないかもしれない。

そもそも大企業の役員なら一番欲しいのは、「時間と休暇」なのだろうと思う。

1億以上の金額を贈られた人が二人いるが、想像で言えば、渡しても何もしない人に当てつけのように金額を上積みしていたのだろうと思う。

そういう時に断ると、「あなたの上司のXさんもYさんも受け取っているのですよ」と念を押されるのが普通だ。会社でルールがあったのかどうか、疑問を感じる。

贈答品の受け取りを断る方針の会社は大きく二つほどパターンがあって、
1. 全部返却する。生モノも。
2. 金額を決めて(3000円とか5000円とか)、それ以上は返却し、それ以下は会社に報告して受け取る。

実際には、贈ることを止める時の方が難しい。受け取らない方針の会社が多いのだが、禁止されている会社ほど、受け取ると喜ぶ人が多い。

といっても、実際には贈り物を大量にやりとりする会社の方が、勝ち残ることが多いような気もする。といってもそういうゾンビーが生き残った方がいいかというとそうとも言えない。

有名政治家と社長がゴルフ友達になることに血道を上げて成功した会社が驀進したりするのを聞くと、なんだか救われない気分にもなる。


それと関電首脳陣だが、どうみても、地方と関電だけの軋轢には見えない。背中になんらかの圧力勢力があって、地方と背中の圧力勢力との間の板挟みになっているようにしか見えない。M氏亡き今、関電の口をふさげば、何も見えなくなる。

関電の第三者調査ではなく、もっと巨大な全貌の第三者調査が必要なのだろうと感じる。