市民表彰を受ける新王位

2019-10-12 00:00:06 | しょうぎ
木村一基九段が新王位となる。調べると、出身の千葉県四街道市から表彰されることが決まったようだ。四街道は千葉市の隣にある小さな市だが財政的に恵まれていて、市町村大合併の時も、頑なに拒み続けている。千葉県はそういう合併しない市町村が多いのだが、今回の台風大災害の時に、欠陥が露呈した。(すぐに、話が悪い方向に向いてしまうので修正)

ある方から、千葉県出身棋士で初めてのタイトルホルダーではないかとの問いがあったのだが、実は初めてではないのは知っていた。2番目か3番目か4番目かは精査しないといけないと思っていた。というのも最初のタイトルホルダーは、関根金次郎13世名人だからだ。超別格。将棋界の中興の祖である。今でいう野田市出身で記念室もある。13世名人になったのは1921年なので、あと少しで100周年だ。そして2番目は丸山忠久九段。名人位二期、棋王一期。木更津出身。そして木村一基王位である。千葉県に住んでいてタイトルを得た棋士は他にもいるが出身とはいわないだろう。

そして木村王位の出身高校を調べたところ、千葉市にある昭和学院秀英高校ということ。秀英とは秀才と英才が集まるところらしく偏差値は73となっている。奇妙なことに、同校出身有名人の欄には、テレビ局のアナウンサーが5人並び、さらに有名なAV男優(し・・・)の名前が続いている。新王位は、この男優の次に枕を(いや、名前を)並べるのだろうか。

ところで、現在の八大タイトルたらい回し状態だが、鳥瞰すると、羽生世代と藤井(世代)のスキマ時代ということだろう。後で振り返ると「鬼の居ぬ間にタイトルたらいまわし」ということかもしれない。


さて、9月28日出題作の解答。





玉を下に落すのに上から押さえるのではなく下から引っ張る。次々に捨て駒で局面を変えていって桂で終結させる。詰将棋らしいが、こういう普通感覚な問題を期待されてはいないような気がする。

動く将棋盤は、こちら

GIF版



今週の出題。



なんとなく引き出しをそっと引き出して隠してあるタンス預金を盗むような感触がある。タンス預金はあぶないので、スマホのペイペイチャージにしておいた方がいいかもしれない。

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