将棋界で有名な「陣屋」が交代?!

2017-07-01 00:00:51 | しょうぎ
将棋界で「陣屋」というと昭和27年の王将戦で起きた「升田幸三対局拒否事件」を指す。対局場の鶴巻温泉「陣屋旅館」まで行ったものの、なんらかの理由で、旅館に入らず帰ってしまった事件のことはその後も当の升田幸三氏が口を閉ざしたまま、あちら側の世界に行ってしまったので、こちら側の人間が知る方法はない(あちら側に行っても教えてくれるかどうか不明)。

その後、ある名人兼連盟会長時代に、度重ね「陣屋旅館」が利用されることになったが、会長と女将の関係を知ってはいても口に出す人はいなかった。

という陣屋だが、これからは別の「陣屋」に注目しなければならないだろう。

九州ラーメン陣屋。

藤井四段ご愛用のラーメン店である。

あるチャネルで店内を放送していたのだが、壁に藤井四段が書いた色紙があるではないか!

とりあえず現在は、グッズ販売はクリアファイルと扇子である。しかし、扇子は「大志」という字のプリントであるのに、色紙はあくまでも自筆である。希少価値は大である。

fujii jinya


しかも、色紙に書かれたのは「詰将棋」である。しかし、色紙が画面に映っていた時間は数秒間だけだった。この詰将棋の謎を探すと、図面が出てきた。色紙だけではなく扇子版もあるようだ。

実は、解いてみると27手詰なのだが、感心したのが、その駒の配置。見事に4×4の中に入っている。つまり、色紙用なのだ。そこまで考えるのはやりすぎのような気もするが。

ところで、藤井四段の能力の説明の一つとして追加したいのが「八丁味噌」。先日の28連勝目の勝負メシとしてゴマ味噌うどんと紹介され、「地元の味噌煮込みうどん」と紹介していたチャネルもあったが、大間違いだ。


さて、6月17日出題作の解答。

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初手を抜ければ、半信半疑で王手をかければ詰む。


動く将棋盤はこちら

今週の問題。



難解ではなく、ドーパミン噴出問題。

当初、玉方4六歩でしたが、4六香に変更しました。あしからず。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定。