ポケモン20周年

2017-07-26 00:00:46 | マーケティング
1997年4月にテレ東で放送が始まったアニメ「ポケットモンスター」は今年で20周年。この夏の「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」も映画20本目。このタイトルだが20年前の第一話「ポケモン!きみにきめた!」のリフレインになっているのだろう。

tereto


泡沫株主の私の元にも500円のQUOカードが送られてきた。普通の会社なら、台紙にはカードを挟む切れ目が2ヶ所についているのだが、台紙には切れ目はない。それに普通なら記念品は1000円分でしょ。

ということで、テレ東は色々とやっているし、少人数で運営していて、アナウンサーは様々な分野の仕事を任される。番組もかなり他局とは異質だったが、最近はかなりマネをされているように思える。鑑定団とか、Youは何しに・・とか。モヤモヤさま~ずとか、他局でも同じような趣向の番組がある。また、以前のモーニング娘。あるいは今田耕司やユウスケサンタマリアのようにテレ東が困ったときに頼りになるタレントもいる。

ところが最大の問題は、地上波が全国をカバーしていないこと。人口比で70%の地区をカバーといっているが、本州の日本海側は全滅状態。静岡の一部や兵庫県が抜けているし、岡山と香川以外は四国・中国も弱いし、九州の北側でも見えない。

直接的理由は、6番目の放送局であるテレ東に対応するためには全国各地に6つの放送局がなければならないのに、実際には多くの場所では4局とか5局しかないからだ。もちろんケーブルテレビやBS放送であれば、地方局は要らないのだが、都内に巨大なテレビ塔(スカイツリー)を作ってしまった以上、地上波を廃止することはできないだろう。

かといって、今の地上波番組をすべて衛星放送に変えてしまうわけにはいかないだろう。どうする?

ところで、また新しい企画が始まったのが、月曜夜11時半からの「バカリズムの30分ワンカット紀行」。ナレーションなし編集なしで、要するに撮影した30分がそのまま番組になるというお手軽番組。いや、失敗は許されない緊張番組かもしれない。