マザー牧場で、お散歩

2017-03-21 00:00:43 | The room of Sora
暖かくなってきたので、犬のお散歩に千葉県にあるマザー牧場に行った。千葉県出身なのだが、たぶん学校の遠足に行って以来かな。こどもの頃はバスに乗ると乗り物酔いをしていたので、遠足自体、いい思い出がないというか、思い出すら薄い。

館山自動車道という安心できない自動車専用道路を下りるとやはり山道。運転しないと車酔いしやすいという症状は、完全自動走行車が完成した場合、解消されるのだろうか。車酔いしないため、やはり運転するということになったら、壮大な無駄研究ということだ。もっとも、自宅から好きなところまで自分で運転しないで行けるということは、タクシーに乗るのと同じことだから、それこそ超大な無駄研究ともいえる。

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そして、こどもの遠足の時の薄い記憶はまったく不正確で、ドッグランエリアまでかなり歩くことになる。ゆっくり歩けばいいかな、と思っていたら急に空がかき曇り、黒っぽい雲が遠くに現れる。超低いといっても山岳地帯には違いなく、雨の降る前に目的を果たさなければと足を速める。

もう十歳を超え、老犬の仲間なのだが、人間界でも老人の年齢が引きあがるようで、犬だって、成犬と老犬の間に中犬とか初老とかできるかもしれないが、時々新しいパターンで脳を活性化させるべきは、人間と同じだろう。

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といっても、急に広いところに行っても何をしたらいいのかよくわからないということは人間と同じかもしれない。地方から東京にきて最初の年には会社と駅と最寄りのコンビニしかいかないとか。

そして、馬や豚や羊など見ながら、一っ走りして、売店でミルク饅頭を食べているうちにポツポツと降り始め、大急ぎで駐車場に戻り、大雨の中を逃げるように走り去る。いくら走っても日本から逃れることはできない。海ほたるで定番のあさり饅頭を食べるが、前に食べたときより、あさりが少ないような気がしたが気のせいだろう。