「おとなの楽集」の無神経さ

2017-03-01 00:00:48 | マーケティング
メンタルヘルスマネジメントの資格を受験するため、「ユーキャン」の通信教育を受講したのだが、それ以降、DMが頻繁に送られてくる。実際に買ったのは「合格鉛筆セット(鉛筆3本、消しゴム2個と鉛筆削り付き)」だけだ。


今回は、「おとなの楽習セット」。全30冊のセットが、お得価格の、38,880円。

osarai


おとなの勉強と言えば、18歳未満禁止の内容が30冊もあるのかと期待するのだが、全然方向違い。

数学のおさらい、理科のおさらい、日本史のおさらい、英語のおさらい・・・・・といったところだ。

そして、レベルは「中学生」ということで愕然とする。

・中学生のレベルがわかれば、社会ではなんの問題もない。
・勉強が簡単でないと楽しくない。
・かつて中学生だったあなたは、ページをめくるたび懐かしい友と再会したように感じるだろう。

と理由が説明されている。

簡単に言えば「中学校の時にわからなかったことをおさらいしよう」ということなのだろうが、せめて嘘でも「高校のおさらい」と言ってほしかった。全科目セットということは、全科目ともすっかり忘れてしまっただろうと断言されているようで、大変、悔しい。文字も目の悪くなった人のために、かなり大きな活字サイズが使われているようだ。

もっとも知りたいのは、このセットを買った人が何人いるのかということかな。(すでに買った人がいたら、ごめん)