サントリー美術館で開催中の「若冲と蕪村」(~5月10日)展へ。
![jakutyubuson](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d3/5feb8b142c6f1fc595728002d3ac4e07.jpg)
生誕300年記念である。それも両者ともである。つまり同い年。1716年(正徳6年)。
実は、この二人は交遊があったのかなかったのかはっきりしないようだ。二人に共通の知人というのは数多くいるし、同じスポンサーの仕事を受けていたりするので、相手のことを知らなかったことはないだろうが、それ以上は研究家に任せるしかない。
しかも、最初から画家の道を歩いた若冲とは異なり、蕪村は江戸で俳句作りに勤しんでいた。そしてきっかけは蕪村の方が先で、師匠の死により旅に出ることになる。芭蕉のように。そして京都に転居してからは、中国風の豪快な絵画を手掛けるようになる。俳句は美しいほどの写実主義だが、絵画も人よりも風景に豪快さが見える。
そして、本展は、思っていたよりもずっと大量の作品が出品されている。現物にあたると、今まで美術全集などで見ていた作品が、意外に大きかったり、逆に小さかったりするもので新たに発見を得るのだが、そういうことが多く、日本画の可能性について色々と思うところができた。
そして、これから行こうと思っている人たちには、申し訳ない情報だが・・・
大変、混雑している。
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生誕300年記念である。それも両者ともである。つまり同い年。1716年(正徳6年)。
実は、この二人は交遊があったのかなかったのかはっきりしないようだ。二人に共通の知人というのは数多くいるし、同じスポンサーの仕事を受けていたりするので、相手のことを知らなかったことはないだろうが、それ以上は研究家に任せるしかない。
しかも、最初から画家の道を歩いた若冲とは異なり、蕪村は江戸で俳句作りに勤しんでいた。そしてきっかけは蕪村の方が先で、師匠の死により旅に出ることになる。芭蕉のように。そして京都に転居してからは、中国風の豪快な絵画を手掛けるようになる。俳句は美しいほどの写実主義だが、絵画も人よりも風景に豪快さが見える。
そして、本展は、思っていたよりもずっと大量の作品が出品されている。現物にあたると、今まで美術全集などで見ていた作品が、意外に大きかったり、逆に小さかったりするもので新たに発見を得るのだが、そういうことが多く、日本画の可能性について色々と思うところができた。
そして、これから行こうと思っている人たちには、申し訳ない情報だが・・・
大変、混雑している。