B級の壁はコンクリ製でもなかった

2014-09-27 00:00:58 | しょうぎ
9月23日に神宮外苑、東京体育館で開催された将棋職団戦のこと。

まず、最大の問題は、日本でのデング熱発祥の地が近いこと。緑の多い地区なので蚊に刺される可能性は高い。そうなると発病する可能性が高い。体質的に、新しい病気に、すぐ感染する。とりあえずスプレー。最近、持ち歩いている。

で結果は、個人的に2タコの結果、チームも2タコ。ただ、B級からは陥落しないだろう。予想の範囲ではあるが、2局とも、いつになく中盤で優位に立ち、寄せに失敗。ちょっと弱気だった。一局目は試合開始前に対戦相手が「四間飛車を指しこなす・・・」という本を読んでいるので、四間飛車が不得意なのだろうと想定し、四間飛車に誘導。まったく作戦は成功したのに残念。二局目も同じようなパターンで有利だったのだが、無念・・

弱気といえば、実は多忙の折、大会の前から以下のような、きょうの予定稿を書いていた。事実の前に報道ありの朝日新聞記者みたいだ。

shoku


B級の壁、コンクリート製

職団戦もFクラスからリトライして、コツコツとB級までくる。個人的にはAまで行ったことがあるので、「いつか来た道」ではあるが、Bになると、突然に相手が強くなる。Aの常連が何らかの問題で陥落した場合もあるし、対局時計の裏ワザを駆使する相手もいるし、あまり強くなさそうでも終盤が極強の場合もある。要するに、A級とかB級とかは根拠なくその椅子に座る人はいないのだが、こちらの5人は、どうみても「その椅子に座るべきじゃないような」雰囲気が漂う。対局時計の合わせ方も忘れた。

ということで、出直すことになりそうだが、ここから下へ下への道も、実は「いつか戻った道」である。単に幸運と不幸は、周期的にめぐってくるということなのだろう。


まあ、戦う前から負ける予定を立ててはいけないだろうね、と反省。


さて、9月13日出題作の解答。

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下にいる王を、わざわざ上に引っ張り出す。

動く将棋盤は、こちら

今週の問題。

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