朝日謝罪、ちょっと違和感の部分

2014-09-16 00:00:50 | 市民A
最近は、不動産業として絶好調の朝日新聞社が慰安婦報道(吉田証言)、原発撤退報道(吉田調書)、池上問題をまとめて一度の謝罪で済ました(済んでないが)。また、謝罪会見対象外だが、任天堂社長の架空インタビューも登場。

分類すると、

吉田証言・・調査不足または捏造幇助そして、その後の検証の遅延
吉田調書・・解読力不足
池上問題・・隠蔽
架空インタビュー・・偽装記事

吉田証言については、社内の新左翼的な記者たちが卒業してしまったことで、調査を開始したのだろうか。もはや傷つける人は、「社内には」いない。と思ったのだろうか。

吉田調書を発掘したことは評価できるとして、実際には解読は難しい。「今思えば」というような観点で考える視点も必要だが、先のわからない中で、事態の中にいた人間が取り得る選択肢の中で、それぞれの行動がどうだったか、というように考えることも必要と思う。菅首相の行動も、○とか×とか簡単には言えないような気がする。そして、東電社員がどこにいたかというような部分的な問題を大きく取り上げること自体、筋違いのような感じがある。

池上問題と架空インタビューは、論外。

そして、社長インタビューで気になった言い方というのが、「多くの東電社員が命令違反でその場から逃げ出したかのような印象を・・・」というあたりで、普通なら「東京電力の社員の方々」と言うのではないかと思ったこと。さらに「読者と東電社員のみなさまに・・」というようにお詫びのことをつなげたのだが、そこでも会社の名前位きちんと言えばいいのにと思ってしまう。そもそも、社長が謝罪会見するなんて想定外だったのかな。