牛すじ、といえば

2014-09-26 00:00:48 | あじ
牛すじ、といえば神戸永田ということだそうだ。阪神淡路大震災でもっとも被害が大きかった場所だ。いまは町の守護神として、区役所の近くに大仏クラスの超巨大鉄人28号が現れたのだが・・・

で、「牛すじ」といっても狭義と広義がある。狭義にしぼればアキレス腱ということになるが、広義では、牛の全身の腱とそれに付随する肉、さらにアバラ付近の肉も類似しているので牛すじの仲間に入れるようだ。

神戸で食べるのは広義の牛すじ。

で、「牛すじ壱成」というお店に行き、『石焼牛すじつけ焼きそば』という、名前のメニューを頼む。あまりメニューを理解していないので、牛すじを石焼にするのか、つけ焼きそばというのもよくわからない、焼きそばはわかるが・・

kobe


で、待つこと10分強でタフそうな料理が現れる。石鍋の中には牛すじの煮込み風と刻みネギが麺の上にのっているが、いわゆる中華風の焼きそばじゃない。一目、きしめんだ。そして、生玉子。ようするにすき焼きのように溶き卵につけて食べるようだ。名古屋風でもあり、関東風でもある。そして、暑いというか熱いというか。汗だらになる。しかもライス付だ。

そして、食べながら喉が渇く。セルフサービスの水を何杯も飲むことになる。名古屋の味噌煮込みうどんのイメージだ。

しかし、京阪神と一言でいうが、京都と神戸では食文化はずいぶん異なる。和菓子と洋菓子、石焼牛すじつけ焼きそばとにしんそば。

普通なら、ここでビールだよね。

普通だし。

(なんとなく、私の行くところどころで事件が・・)