裏声で歌え。「北国の春」

2011-04-07 00:00:29 | 市民A
福山に行っていた。駅前に福山城があるのだが、いかにも「コンクリート」といった天守閣だ。もう少し木材を見せた方がいいのではないかと、ちょっと思う。



天守閣前の広場では桜の蕾がふくらんでいるが、立札があって、毎年恒例の夜桜の鑑賞については、大震災のこともあって、祝宴としてではなく、防犯上の都合で提灯を用意するというように書かれている。

これでは実際のところ、どういう状態になるのかよくわからない。いつもと同じということだろうか。

全国的に、これから桜の季節なのだが、実際、乾杯ではなく、静かに献杯ということにして、花びらの盃に散るさまを観ながら日本の未来に思いを巡らしたり、静かに「港町ブルース」でも口ずさんでみても許されるのではないだろうか。

被災地出身の歌手であっても、事情により寄付することもできない代わりにチャリティで歌っている千昌夫氏になりかわり、「北国の春」でもアカペラで歌ってみたらどうだろうか。