タケノコ泥棒

2011-04-21 00:00:29 | 市民A
4月になって暖かい日が続くと、ニョキニョキと発生するのが、タケノコ泥棒。

いや、正確に言うと、タケノコが生えてきて、タケノコ泥棒が現れる。



自宅の近くをドライブ中に、嫌なものを見てしまう。歩道橋の階段の脇に生えているタケノコを狙った盗賊団がいた。

盗賊団の構成はこうだ。

父親。母親。こども。中型犬。どうも二家族いるようだ。

ところで、誰の土地なのかといえば、横浜市の土地に決まっている。あるいは、それがわからなくても、この家族の土地じゃないことは、当たり前だ。他人の土地に、無断で入ることも広い意味での犯罪だろうが、用意のスコップでタケノコを自分のものにしようと言うのは、紛れもなく「大犯罪」である。

そして、大人が率先して犯罪を計画し、準備周到にタケノコの盗み方を、こどもに指導するわけだ。

「うそつきはドロボーの始まり」という諺は有名だが、それでは「ドロボーは何の始まり?」なのだろうか。まあ、凶悪事件の始まりと言った方がいいだろう。

車から降りて、インネンを付けに行こうかと思ったのだが、犬と戦うのは嫌だなあ、と自重する。もしかしたら、犬は、トリュフでも掘っていたのかもしれない。