ガイガーカウンター

2011-04-04 00:00:35 | 市民A
最近は、ガイガーカウンターとは言わずに、日本語で、放射線量測定器とか、略して線量計と言うらしい。東電が線量計が不足して作業ができないと言っているのは、中性子線まで測定するタイプのことなのだろうか。ガンマ線までの測定用の機種は緊急輸入され、案外一週待ち程度で、簡単に入手できる。

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さっそく、会社に届いた一台にスイッチを入れてみるが、数値は「0.000」となっている。ゼロだ。

これが、0.001となると1マイクロシーベルトということになる。0.050位になると危険を疑わなければならない。

で、会社中を検査してみたわけだ。エアコンの吹き出し口とかだ。ゼロ(0.001)。

さらに、パソコンのディスプレー、薄型テレビ、大型コピー機。室内の各所。いずれもゼロだ。


そこに、健康診断から帰ってきた社員が現れる。聞けば胸のレントゲンや胃部レントゲン(バリウム)をやってきたそうだ。さっそく全身を検査してみた。吐く息もだ。どうもアルコール検査みたいなノリだ。いくらやってもゼロ。

実は、何か数字が出ても、いいのか悪いのかよくわかってない。50マイクロシーベルトを1でも超えたらまずいのだろうか。それも決めずに計測したってしょうがないという考え方もある。

ところが!

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ある場所で、初めて数値が変わった。それも巨大な数字だ。「1.737」。

1,737マイクロシーベルト。つまり1ミリシーベルトを超えているわけだ。大問題だ。

その場所は、電子レンジである。電子レンジの前では、作動中に大量の放射線を放っているわけだ。

これをもって、1ミリシーベルトなんて電子レンジより安全だ。と考えるべきなのか、電子レンジこそ危険な電化製品と考えるべきなのか、そこのところは、よくわからない。